「いざギタ」へようこそ!
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ギターを始めて最初にぶち当たる壁、それは…

「ゆ、指が…指がクソ痛ぇ〜〜〜〜〜!!!!」

ということではないでしょうか。

「これだけ指が痛くなる楽器とは知らなかった…」
「こんな調子だと、ギターを続けていくのはちょっと無理じゃないかな…」

でも、この痛みにはちゃんと終わりがきます。

このことを知らないと、一生指に痛みを追い続ける未来に不安を感じ、ギターを手放してしまうかもしれません。

この記事では、以下の内容を解説しています。

  • そもそも指が痛くなる原因は何なのか
  • 痛みはいつ頃無くなるのか
  • 痛みにどう対処していけばいいのか

痛みの原因

「なんでこんなに痛いんだろう・・・もしかして自分の弾き方が間違っているのかな・・・?」
と不安に思ってらっしゃるとしたら、安心してください。
その痛み、普通です。

あなたの指はいま、人生で初めてといってもいい事態に遭遇しているんです。

考えてもみてください。
これまで生きてきて、1mmにも満たない細さの鉄線を力いっぱい指先に押し付けられたご経験はあったでしょうか。
たぶんなかったはずです。

ギターの弦を押さえる、とはつまりそういうことなんです。
あなたの指に何が起こっているのか、図にするとこんな感じです。

おわかりいただけたかと思います。
ギターの演奏は、指先への虐待行為です。

痛みの消える時期

では、ギターを弾いている人たちはみんなドMなのかというと、そんなことはありません。
指先の神経が麻痺ってしまっているわけでもありません。
ではなぜ、みんな涼しい顔をして弦を押さえていられるのでしょう。

それは、ギターを弾き続けるうちに、指先の細胞がレベルアップしていくからです。

「いや、そんなアホな」とお思いかもしれませんが、これはマジです。
そのとき指先で何が起こっているのか図にするとこんな感じです。

筋トレとかも同じ原理ですよね。
筋肉を痛めつけることにより、「このままやったらヤバいぞ!」といって発達するわけです。

「ある物事に習熟すると、それに最適化するために身体に変化が現れる」という現象は、いろんな分野にみられます。
テニスをしている人の利き腕が反対の腕よりも伸びる、空手家のスネが硬くなる、小説家にペンだこができる・・・などなど。

ギターの場合、指先の皮が分厚くなってくるのは、累計練習時間が50時間を超えたあたりだと考えられます。
つまり、1日1時間ほど練習するとして1〜2ヶ月耐えていただければ何とかなるということです。

痛みへの対処法

とはいえ「いや、指が痛い間の練習はどうしたらいいかを知りたいの!!」と思うかもしれません。

私が実践して効果があったのは、「絆創膏を指先に貼って練習する」という方法です。

押さえづらくなりますし、絆創膏が周りの弦に当たって音を消してしまうこともあります。
でも、とりあえずは痛みを和らげた状態で、弦を押さえる感覚を定着させることができます。

また、「なるべく他の弦に指を当てずに狙った弦を押さえる」意識を養うことにもつながります。
実はかなり効果的な練習方法です

何事においてもそうですが、新しいことを始めてしばらくすると「痛い」「苦しい」「怖い」「わからない」といった状況が訪れます。
でもそれは、あなたが間違いなく一歩踏み出し、成長しつつあるんやということです。
成長痛みたいなものです。

痛みは最小限に抑えつつ、練習は継続していきましょう。
「こうやれば何とかなるんじゃないかな!」と工夫してみるのも、楽しくギターを継続するためのコツかなと思います。

まとめ

ここまで、指が痛くなる原因、痛みが無くなる時期、痛みへの対処法を解説してきました。

▼原因
指先の細胞が潰されているから

▼鎮痛時期
1〜2ヶ月

▼対処法
絆創膏を貼って練習する!

これらを知ることにより、指先の痛みへの不安を解消し、迷いなくギターの練習に取り組めるようになります。

そして、指の皮が厚くなることで痛みが消えてからは、痛みを感じずにガンガン練習できるようになります。
上達速度も段違いに上がりますよ。

痛い指をさすりながら最後までお読みいただき、ありがとうございました。

引き続き、一緒にギターを愛していきましょう!