
「いざギタ」へようこそ!
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- なんか最近、ギターの練習がマンネリ化してる気がする
- 同じフレーズをダラダラ弾いているだけで、いまひとつ上達を実感できない
- なんだか狙い通りのニュアンスが出せず、芋くさい演奏になってしまう
このような方には、今回ご紹介する練習方法がぴったりかもしれません。
その名も「暗闇練習法」です。
今回は、暗闇練習法とはいったいどんなトレーニング方法なのか?いったいどんなメリットがあるのか?などを解説します。
あなたのギター練習に活かしていただけると幸いです!
暗闇練習法とは?
暗闇練習法とは、読んで字のごとく「暗闇の中で練習する」ということ。
僕はよく、消灯してカーテンも閉め切った部屋でギターを練習する。
これはけっこうオススメの練習方法で、室内のあらゆるモノを意識の外へ追い払うことにより、指先の感覚と音だけに集中できる。ある意味、瞑想に近いかも。
電気をつけると「見える!」っていうチート感も味わえて、1回で2度美味しい。— よなれんたろー (@yonarentaro) January 2, 2023
つまり、部屋の電気を消して、カーテンも閉め切って、真っ暗闇の中でギターを練習するという意味です。
真っ暗なジムの中でボクササイズをする「暗闇エクササイズ」的なのも流行ってますよね。
ざっくりと、そういう感じのイメージだと考えていただければと思います。
「いやいや、真っ暗にしたら練習なんてできないのでは?」と疑問に思われたでしょうか。
もちろん、まったく初めてギターに触る方が暗闇の中で練習するのは、とても厳しいでしょう。
しかしある程度ギターに慣れてきた方であれば大丈夫。
具体的には、コードをいくつか暗記できていて、なんとなく感覚で押さえられるようになった方であれば、非常に有効な練習方法です。
また、完全に指板の位置などを暗記できていなくても大丈夫。
部屋の中を完全に真っ暗にしたとしても、少しずつ目が慣れてきて、何となくであれば指板やギターのボディが見えるようになります。
暗闇で練習するメリット
暗闇で練習することには、どんなメリットがあるのでしょうか。
得られるメリットは、主に以下3つです。
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それぞれ詳しく解説します。
【メリット1】指先の感覚や音のニュアンスに意識を集中できる
普段の私たちは、視覚情報が溢れた世界を生きています。
あなたがこの記事を読んでいるスマホやPCは、まさに情報を無尽蔵に出力してくれるデバイスですよね。
視界から入ってくる情報の一切を遮断して練習に集中できるのは、非常に大きなメリットです。
また、家の中ってどうしても散らかってしまうもの。
脱ぎっぱなしの服とか、読みかけの本とか、そこらへんに転がってたりしませんか?(私だけかな)
そうしたモノたちって、知らず知らずのうちに視界の中に入り込み、気を散らせる原因になるんです。
暗闇にすれば万事解決。
どんなに散らかっている部屋でも、一気に「無」の空間に変えられます。
そうして目から入ってくる情報を遮断することで、相対的に、視覚以外の感覚が研ぎ澄まされます。
すなわち、指が弦に触れている感覚(触覚)や、音のニュアンスを察知する感覚(聴覚)がいつもより鋭敏になるのです。
【メリット2】気分転換になる
気分を変えるための一番手っ取り早い方法は、環境を変えてしまうことです。
見ず知らずの土地を旅したり、いつもと違う道を散歩したりするだけでも、脳みそのこれまで使っていなかった部分が刺激され、気分が変わります。
部屋を真っ暗にして練習することで、普段と同じ空間にいながら、まったく違う環境に行ったかのような気分を疑似体験できます。
気分が変わって、新鮮な気持ちで練習できるのです。
私の場合、とくにブルージーなフレーズを練習するときなど、この練習方法を取り入れています。
ブルース演奏者に思いを馳せながら練習していると、なんだか鳥肌が立ってくるんです。
ぜひ、あなたの脳みそに新鮮な刺激を与えてあげてください。
【メリット3】電気を点けたときにチート感を味わえる
電気を消すと当然、視界が制限されます。
よって、指板がしっかり見えないなど、練習をするうえでの不便が生じます。
そんな環境下で練習し、次に電気を点けた瞬間、あなたは感動のあまりこうつぶやくことでしょう。
「見える・・・!見えるぞ・・・!!」
指板やボディがはっきり見える状態で練習できることが、こんなにもありがたいことだったとは。
「視覚を頼りにしてギターを弾ける」というチート感を味わえるのです。
さながら矯正ギプスのようなものですね。
自分に負荷をかけるからこそ、成長できるのです。
暗闇での練習を効果的にする3つのコツ
暗闇での練習を効果的におこなうためのコツは、以下3点です。
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ひとつずつ見てみましょう。
【コツ1】メトロノームと一緒に練習する
暗闇練習法を実践する際には、メトロノームと合わせて練習するようにしましょう。
まったくガイドがない状態だと、どうしても漫然とした練習になってしまいがちです。
メトロノームというガイドをつけることで、暗闇練習に「道しるべ」ができます。
普段は気づかないようなリズムのもたつきなどにも気づけるため、リズム感覚を鍛えるうえでも有効です。
普段からメトロノームなんて使ってないよ!という方は、ぜひ手に入れることをオススメします。
正確なリズムで弾けるようになると、ピッキングが安定するんです。
とくに、速弾きのギターソロは、ピッキングの正確さが命。
激しいプレイをしたい方こそ、メトロノームを使うべきです。
私が使っているメトロノームはこちら。
【コツ2】ある程度フレーズを暗記してから練習する
譜面を見なければ弾けないフレーズを練習する場合、暗闇練習法はまず不可能でしょう。
暗闇では譜面が見えないからです。
よって、暗闇練習法を実践する際には、ある程度譜面を見なくても弾けるようにしておく必要があります。
といっても、完璧に弾けるようにする必要はありません(そもそも完璧に弾けるなら、そのフレーズを練習する必要はありませんね)。
「詰まりながらでも何とか弾ける」という状態になっていればOKです。
自分の脳内に浮かんでいるフレーズの記憶を辿りながら、手探りでいいので弾いてみましょう。
【コツ3】予備のピックを何枚か用意しておく
暗闇練習法を実践していると、途中でピックが落ちることがあります。
このとき、毎回落ちたピックを探していては、練習が進められません。
そのため、机の上やポケットの中などに、予備のピックを2~3枚ほどスタンバイさせておきましょう。
オススメなのは、ポケットの中です。
3枚以上ピックを落とすようなら、ちょっとピッキングに難があるかも。
左手(サウスポーの方は右手)のトレーニングではなく、右手のトレーニングを優先した方がいいかもしれません。
クロマチックスケールや単純なコード進行を弾きながら、右手にムダな力が入っていないかを確認しましょう。
理想は「軽く握っているけれど、ピッキングしていてもズレない・落ちない力加減」です。
まとめ
今回は、暗闇練習法というトレーニング手法をお伝えしました。
暗闇練習法のメリットは以下3つ。
- メトロノームと一緒に練習する
- ある程度フレーズを暗記してから練習する
- 予備のピックを何枚か用意しておく
暗闇練習法の効果を上げるためのコツは、以下3つ。
- メトロノームと一緒に練習する
- ある程度フレーズを暗記してから練習する
- 予備のピックを何枚か用意しておく
普段とは違う「暗闇」という環境で練習することで、普段とは違った発見があるはずです。
ぜひ試してみてくださいね。
他にも面白い練習方法を知ってるよ!という方は、ぜひTwitterやメールで教えていただけるとうれしいです。
私もその練習方法を試してみたいです。
それでは、今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
引き続き、一緒にギターを愛していきましょう~!