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今日もどうぞゆっくりしていってください。
だんだん弾けるコードが増えてきた!
でも、いざ曲を弾こうとすると・・・あれ?
思うようにコードの切り替えができない・・・!
コードチェンジがスムーズにいかない・・・!
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
せっかくコードが弾けるようになっても、コードチェンジがスムーズにできなければ、気持ちよく曲を弾けませんよね。
この記事では、素早くコードチェンジできるようになるためのコツを、4つご紹介します。
【コツ1】コードの流れを覚える
まずは、弾きたい曲の中で出てくるコードの流れをしっかり覚えましょう。
1つひとつのコードをバラバラに弾くのと違い、曲の中でコードを弾くときには「次にどのコードを弾くのか」を思い出している余裕がありません。
曲を口ずさんでいると、反射的にコードを思い出してしまう・・・というくらい、徹底的にコードの流れを覚えてしまいましょう。
【コツ2】 鏡を見ながら練習する
コードの流れを覚えたら、鏡を見ながら練習しましょう。
鏡を見ながら練習するメリットは、2つあります。
1つは、「イメージとのギャップがわかる」ことです。
鏡に映る自分の手に正対することによって、自分の手の動きを客観的に確認できます。
「小指が伸びすぎているな・・・」とか「手首に力が入りすぎているな・・・」など、普段は気づかなかったポイントが見えやすくなるんです。
2つ目は、「いい姿勢でギターを弾く習慣がつく」ことです。
鏡を使わない場合、どうしても指や指板をのぞき込んでしまいがちです。
すると、窮屈でギターが弾きづらい姿勢になってしまいます。
前を見ながらギターを弾く習慣がつくと、今後、人前で演奏するときにも役立ちますよ。
鏡を正面に置いて、自分の手の動きを客観的にチェックしながら練習しましょう。
【コツ3】 左手の省エネを意識する
左手の省エネとは、「指をせわしなく動かさない」ということです。
鏡を見ながら、最小の動きを意識して練習しましょう。
動かさなくてもいい指は、できる限り動かさない!そんなイメージです。
たとえば、「G」から「C」へのコードチェンジを考えてみましょう。
「G」と「C」とで、押さえる弦・指は全て変わりますが、中指と薬指の位置関係は変わりません。
よって、「G」から「C」へ移動する際、中指・薬指はそのままの形で押さえ替えられるということです。
ギターが上手い人の演奏を見ていると、「なんだ、この曲めっちゃカンタンそう」と思ったりしますよね。
で、自分で弾いてみると「めっちゃ左手の動きが忙しい・・・!」と感じることがあると思います。
ギターの上手い人は、左手を無駄に動かさず、最小限のエネルギーで演奏しているんです。
あまり手が動いていないから、カンタンそうに見えるんですね。
省エネを意識して、最短距離での移動を身につけましょう。
【コツ4】メトロノームに合わせてゆっくり練習する
実は「ゆっくり練習すること」こそ、スピードアップの近道だったりします。
なぜなら、コードチェンジのタイミングを身体に染み込ませられるから。
いくら素早くコードを押さえ替えられたとしても、右手と左手の連動がうまくいかなければ、キレイな音は鳴りません。
たとえば、以下のストロークパターンを考えてみましょう。
「G」ジャンジャカジャカじゃか → 「C」じゃんジャカジャカジャカ
この場合、「じゃか」と「じゃん」の間にコードチェンジする必要がありますよね。
つまり、左手が「G」から「C」に移動するタイミングと、右手がコードをかき鳴らすタイミングをバッチリ合わせる必要があります。
最初はなかなかタイミングが合わないので、ゆっくりのテンポから練習しましょう。
タイミングを合わせる感覚が掴めてくると、テンポを早くしても、タイミングよくコードチェンジできるようになっていきます。
イメージとしては、長縄跳びと同じです。
「どのタイミングで縄に入ればうまく跳べるのか」を掴んでしまえば、縄の回転スピードが変わったとしても対応できますよね。
コードチェンジは、タイミングが命。
まずはゆっくりのテンポでコツを掴みましょう。
おさらい
ここまで、コードチェンジをスムーズにするためのコツを4つご紹介しました。
【コツ1】コードの押さえ方を完璧に覚える
【コツ2】鏡を見ながら練習する
【コツ3】左手の省エネを意識する
【コツ4】メトロノームに合わせてゆっくり練習する
この4つを意識することで、あなたのコードチェンジは間違いなくスムーズになります。
コードがスイスイ移動できるようになれば、弾き語りの気持ち良さも段違いです。
ギターがますます楽しくなりますよ。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続き、一緒にギターを愛していきましょう!