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曲を聴いていると、たまに「ずきゅーーーん!」みたいな変な音が聞こえることがありませんか。
あのズキューンは「ピックスクラッチ」というテクニックを使って出しています。
この記事では、ピックスクラッチの方法とコツ、オススメの使いどころを紹介します。
ピックスクラッチとは
まずは音源を聴いてみましょう。
ヴァンヘイレンの代表曲「Sucker in a 3 Piece」では、冒頭でいきなりピックスクラッチが炸裂します。
ところで「ピックスク・ラッチ」?「ピックス・クラッチ」?いえいえ、「ピック・スクラッチ」。
ピックで弦をスクラッチして効果音を鳴らす、というちょいワザです。
英語圏では、「ピック・スクレープ」とも呼ぶみたい。
「スクレープ」っていうと、「こそげ落とす」みたいな意味ですよね。なるほどって感じです。
スクラッチっていうのは「ひっかく」「こする」という意味の英単語。
ちなみに、ヒップホップのDJがレコードを指で動かして「ドヒドヒドヒ」とか「チュキチュキチュキ」みたいな音を鳴らすのも「スクラッチ」って呼びますよね。
ピックスクラッチのやり方
やり方は至ってカンタン。
【手順1】ギターとピックを用意する
【手順2】ピックの側面をボディ付近の6弦5弦に当てる
【手順3】ちょっと角度を付けつつ、ヘッドの方向に向かってピックを滑らせていく
【手順4】「ずきゅーーーん!」という音が鳴る
めちゃくちゃシンプルですね。
ピックスクラッチを上手に鳴らすコツ
コツは「弦に対して斜めにピックを当てる」「恥ずかしがらずにやる」の2つです。
【コツ1】弦に対して斜めにピックを当てる
弦とピックががっつり擦れ合うよう、弦に対して斜めにピックを当てます。
こんな感じ。
【コツ2】恥ずかしがらずにやる
派手な効果音なので、とりあえず勢いが大事です!
恐る恐るやってると「中途半端な雑音」って感じで終わってしまいます。
ロックスターになりきって、思いっきり鳴らしてみましょう!
ピックスクラッチの使いどころ
楽譜上で「× Pick Scratch」と指定されている場合もありますが、効果音ですから、基本的には好きなタイミングでブチ込んでOKです。
とくにオススメのタイミングは、2つあります。
【使いどころ1】曲やソロの始まり・終わり
ここで一括りですよ!と、区切りをつけるために使ってみましょう。
シーンの移り変わりを聴き手に一発で理解してもらえます。
【使いどころ2】フレーズを忘れたとき・アドリブで困ったとき
- 「あれ?この曲のソロってどういうフレーズやったけ?」とド忘れした
- 「もうフレーズが思いつかへんわ!」とアドリブに詰まった
そんな時は、もうヤケクソでいきましょう!
「黙れお前ら!ずきゅーーーーん!」これで万事解決です。
ライブは勢いが大切です。
「あ・・・どうしよう」と動揺している素振りをお客さんには絶対に見せない!
というつもりで、思い切りよくズキュリましょう。
気まずそうにニヤニヤしたりションボリうつむいているより遥かにカッコいいですよ!
ピックスクラッチの注意点
便利で楽しいテクニックなんですが、あくまでも効果音。
使い過ぎには気を付けましょう。
ズキュンズキュン鳴らしまくってると、「もういいよあいつの演奏は」と愛想を尽かされてしまいかねません。
何事もほどほどでいきましょう。
まとめ
この記事では、カンタンなのにインパクト大なテクニックである「ピックスクラッチ」について解説しました。
カンタンにまとめましょう。
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ピックスクラッチを身につけておけば、迫力抜群のパフォーマンスが可能になります。
「うわ、やっべ!」というピンチを見せ場に一変させることすらできます。
ぜひ、コツも意識しながら、用法用量を守って楽しくお使いくださいね!
それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
引き続き、一緒にギターを愛していきましょう!