【ギター独学の限界・停滞期を突破】セルフレクチャーで挫折知らず!

 
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こんにちは。

ギター大好き系インフラ企業勤務のサラリーマン、四七廉太郎(よなれんたろー)です。

できなかったことがどんどんできるようになっていく「超初心者」の段階からレベルアップして、「初心者」「初級者」「中級者」くらいのレベルになってきたあなた。なんだか最近伸び悩んではいませんか?

ある程度弾けるようになってきたけど、最近全く上達の実感がない。練習がきちんと積み上がっている気がしない。マンネリ化してきている。ギター自体がつまらなくなってきている…

一般に、物事は上達するにつれて、次のレベルに上がるまでの時間と労力がどんどん大きくなる傾向があります。ギターも例外ではありません。

今回は、成長曲線の真っ只中で苦しい思いをしているあなたに向け、「セルフレクチャー」というとっておきの方法をお教えします。

勉強にも応用できるこの手法。ぜひ使いこなして、停滞期を突破していってください!

「セルフレクチャー」ってなに?

セルフ=自分で、レクチャー=講義。つまり、自分で自分に教える、という練習手法です。

具体的には、自分の演奏を自分で客観視してアドバイスを加え、そのアドバイスに沿ってさらに練習していくというもの。自分の演奏を客観視するために、スマホを使ってみましょう。スマホを持っていないかたは、デジカメでも構いません。いずれにせよ、動画が記録できるものを用意してください。

まずは生徒の立場からスタートです。練習している曲やフレーズを、録画した状態で演奏してください。1フレーズあるいは1曲弾き終わったら録画を止めます。そして、すぐに再生してみましょう。ここからあなたは先生役に変わります

画面の中のご自身の演奏に対し、気づいたことを挙げていきます

「ちょっと運指がバタバタしすぎやな〜。特に小指」とか「後半に入るとリズムが崩れてるな〜」とか。

褒めるのも先生の役目ですよ!「思ってるよりスムーズにストロークできてるやん!」「チョーキングビブラートが無意識にかけられるようになってる!」とか。

とにかく、思いつくことをどんどん挙げていきましょう。

そうしたら、もう一度生徒に戻ります。先ほど先生から教えてもらった弱点や長所を意識して、同じフレーズや曲を演奏するんです。もちろん、今回も録画はオンです。

あとはお分かりかと思います。先生役・生徒役を交互に繰り返していきましょう。

これが「自分で自分に教える」セルフレクチャーという練習方法です。

セルフレクチャーが上達に効果的な理由

自撮りによるセルフレクチャーが有効な理由は、3つあります。

・ 思考量が2倍になる

・緊張感が生まれる

・反復練習の材料になる

順にみていきましょう。

思考量が2倍になる

1つのフレーズや曲を生徒役として弾き、先生役としてチェックする。この双方向の行き来を通し、同じフレーズや曲をめぐるあなたの思考量は、単純に2倍になります。

また、「なんで上手く弾けないんだろう?」「どうやったら上手く弾けるかな?」という課題発見型・課題解決型の良質な思考プロセスを経て実際に身体を動かすして演奏をするわけですから、頭と身体の両方を駆使して練習に取り組むことができます。

緊張感が生まれる

別に、誰かにその動画を見せるわけでもない。この演奏姿がネットを通じて全世界に配信されているわけでもない。それでも、やはり「動画に撮られている」という緊張感は避けられません。緊張は多くの場合嫌われがちですが、練習効果を高めるうえでは極めて重要です。

練習は、ともすれば無意識に無自覚に漫然と時間を使うだけの状態に陥ってしまいかねません。「撮られている」という緊張感がスパイスとなり、ダラダラと繰り返していた練習が、高負荷のトレーニングに変わります。

反復練習の材料になる

通常の方法だと、「ギターを構えて実際に音を鳴らしている瞬間」だけしか練習ができません。ギターが手元になければ反復練習なんてできませんよね。

セルフレクチャーで動画を撮影することで、「動画」という生徒役のあなたの分身が生まれます。それを先生の立場で視聴することで、ギターが側にない環境であっても反復練習が可能になります。通学・通勤中やお風呂に入っている時など、音を聴くだけでも充分効果的です。音を聴きながら姿をイメージすることもできますし、むしろ視覚情報が無いぶん、音の細かいニュアンスに意識が向きやすくなるからです。最初は気づかなかった新しい改善ポイントが見つかるかもしれません。

私の体験談

私がセルフレクチャーの有用性に注目するようになったのは、中学生のころの試験勉強がきっかけでした。

数学がドン引きするほど苦手だった私には、机にかじりついて数学の問題と対峙することが苦痛で仕方ありませんでした。そこで「何とかおもろく勉強できへんかいな」と試行錯誤するなかで、ふと思いついたんです。

「数学めっちゃ得意な人の気持ちになったらええんちゃう?」

試しに、「全っ然わからへん」とお手上げ状態の自分に対し、「え、これめっちゃ簡単やで。ほら、右辺を左辺に移項して、両辺ともにχ/4を掛けて…」みたいに先生ぶって参考書を丸写ししながら説明をしてみました。

すると、なんか「数学ができる人」の気持ちを追体験することができ、すんなり理解ができるのでした。これに味をしめた私は、数学はもちろん国語や保健体育に至るまで、とにかくセルフレクチャーによって自分を教育し始めました。母親からは不安げな顔でみられたものです。

この効果は凄まじいものがあり、試験中であっても「あ、またわからへんの?この前やった問題と考え方一緒やで。ほら、ここをこうして…」と、脳内で先生が解法を教えてくれるようになりました。その解説のいう通り鉛筆を動かしていけば、正解にたどり着けるわけです。

これはガチで効果があります。この勉強法を続けてたら、京大に合格しました。中高生のみなさんにはぜひ試してもらいたいです。

この手法がギターにも応用できると気づいたのは高校生になってから。当時の私はケータイをもっていませんでしたから、ICレコーダーで録音することでセルフレクチャーを実践していました。控えめにいって、クソ上達しました。動画を撮っていれば、もっと成長は早かったかもしれません。

社会人となった今も、録画や録音を通して自分の演奏をチェックして批評を加えています。1回1回の練習が一過性のものではなく、思考を練り上げる知的往復運動に変わりますので、生産的な活動をしているという充足感に浸ることもできます。時間の無さに悩む社会人のみなさんにもピッタリだと思います。

まとめ

ここまで、伸び悩む脱初心者ギタリストのみなさんに自信をもってオススメする練習法、「セルフレクチャー」のご紹介をしてきました。

簡単に振り返ってみましょう。

◎セルフレクチャーとは、自分で自分に教えるという練習法。

◎やりかたは、
生徒役としての自分の演奏を録画

先生役として「上達している点」「改善すべき点」などを挙げる

そこを意識して、再度録画しながら練習

以下ループ

◎上達に効果的な理由は、
・思考量が2倍になるから
・緊張感が生まれるから
・反復練習の材料も作れるから
の3つ。

◎この手法を勉強に適用すれば、京大に受かる。

こんな感じでした。

やはり、何事も楽しく負荷を掛けていくことがステップアップのためのカギ。楽しいだけでは虚しさを感じてしまいかねませんし、負荷を掛けてばかりだと押し潰されてしまいます。この難しいバランスコントロールを、セルフレクチャーが可能にしてくれます。この方法があなたの停滞期打破の糸口になってくれれば、こんなに嬉しいことはありません。応援しています。

それでは、今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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引き続き、一緒にギターを愛していきましょう!

 

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