
「いざギタ」へようこそ! ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
今日もどうぞゆっくりしていってください。
大雪の降った1月中旬を過去のものにするかのように、最近ではめっきり暖かくなってきて、外でギターを弾く人の姿も目にするようになってきました。
外でギターを弾くために必要なのが、ギターを入れて持ち運ぶためのギターケース。
そこで今回は、私が外にギターを連れていくために使っているギターケースを紹介します。
ギターケース全般の解説は、以下の記事をご覧ください。
>>リュック?手持ち?ソフト?ハード?ギターケースの種類と選び方
外でギターを弾くメリット
なんでわざわざ外でギターを弾くの?というと、だいたい以下の理由があるからです。
1.家では出せないような音量で、思い切りギターをかき鳴らせる 2.気分転換になり、新鮮な気持ちでギターを練習できる 3.日光を浴びることにより、気分の落ち込みを抑えられる |
ひとつずつ見ていきましょう。
1.家では出せないような音量で、思い切りギターをかき鳴らせる
家では、お隣さんに配慮してあまり大きな音でギターが弾けない・・・というケースも多いものです。
しかし、野外の開けた場所でギターを弾くときには、そのような心配がいりません。
私はよく、近所の河川敷でギターを弾いています。
人がたくさん通るので最初は気恥ずかしいが、じきに慣れます。
2.気分転換になり、新鮮な気持ちでギターを練習できる
家にこもってギターを練習していると、だんだんと飽きが来てしまうもの。
練習がマンネリ化するだけでなく、なんで全然うまくならないんだろう・・・と悲観的な気持ちになることもあるかもしれません。
外に出ていつもと違う景色を見ながら練習することで、新鮮な気持ちでギターを弾けます。
家で勉強に集中できないとき、図書館や喫茶店で勉強すると捗る気がする、というのと似ています。
3.日光を浴びることにより、気分の落ち込みを抑えられる
人間には、日光を浴びることで陽気な気持ちになれるという性質があるようです。
南国に陽気な人が多いのは、そのためだとされています。
なんでも、太陽光を浴びることで「セロトニン」と呼ばれる脳内物質が分泌され、不安感の軽減につながるとのこと。
僕は現在、抗うつ剤を飲みつつ生活していることもあり、日光の力はかなり大きいと感じています。
落ち込みやすい人は、外でギターを弾いてみると気分が上向くかもしれません。
花粉症がつらい方にはスポーツマスクがオススメかも
以下のスポーツマスクは、花粉を99%カットしてくれる優れものらしいです。
私は花粉症の症状が出ないのでつらさがわからないのですが、長年花粉症に悩んでいる友人曰く「もうこれがないと外で活動できない」というくらいには効くとのこと。
ご参考までに紹介します。
外でギターを弾くための最強ギターケース
ということで、私が外でギターを弾くために、というか、外にギターを連れて行くために使っているギターケースを紹介します。
この「ウルトラライトケース」です。
使用歴は、もうかれこれ4年くらい。
作っているのは「A.A.A」っていう、このギターケースシリーズでしか目にしたことがないメーカーです。
そんな謎メーカーの商品ですが、めちゃくちゃオススメ。
なぜオススメなのかを説明します。
A.A.Aのギターケースの気に入っているところ
気に入っているポイントは、以下3点です。
1.頑丈なボディーでギターをがっちり守る 2.大容量のポケットで外出アイテムをばっちり収納 3.肩紐の位置が低くて安心感がある |
それぞれ見ていきましょう。
1.頑丈なボディーでギターをがっちり守る
ボディーには硬質ウレタンを使用しており、重量を抑えつつ強度を担保しています。
よって、どこかにぶつけても大事なギターを傷つけずに済みます。
私はこれまでに10回くらい壁にぶつけたり倒したりしていますが、中のギターは無傷。
ギターケース界のライノシールドと言ってもいいかもしれません。
(ライノシールドとは、スマホの最強保護ケース。私もiPhone用に使っていて、めちゃくちゃ落としまくってますが壊れない)
内装はこんな感じです。
1万円ちょいでこの高級感は、何気にうれしい。
一応、別アングルからも。
2.大容量のポケットで外出アイテムをばっちり収納
外に行くとき意外に、スタジオに行くときにも使ってます。
スタジオでそのまま記事を書いたりすることもあるので、ノートパソコンとマウスも持っていきます。
持ち物は以下のとおり。
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これらの荷物がスッキリ収納できてしまうポケットの容量には、いつも驚かされます。
なんならTシャツやカーディガン1枚ずつなら入ってしまうから、着替えも安心です。
ポケットのジッパーを閉めて、横から見るとこんな感じ。
まだ少し余裕があるのが恐ろしい。
ケースの内部にも収納スペースが隠されているから、
カワセミとペンギンを外に連れて行くことだってできます。
かわいい。
3.肩紐の位置が低くて安心感がある
肩紐が低い位置についているから、高架やドアなどに引っかかることがなく、ストレスフリーに移動できます。
あと、自転車に乗るときに重心が上がりすぎないのもうれしい。
マウンテンバイクで山岳を飛びながら走るときにも安心ですね。
くれぐれも安全運転でお願いします。
A.A.Aのギターケースのイマイチなところ
でもまぁ、イマイチな点ももちろんあります。
1.肩パッドがないので肩が痛い
A.A.Aのギターケースには、恐ろしいことに肩パッドがありません(滑り止めしかない)。
よって、けっこうな力で肩に食い込んできます。
荷物を目一杯入れて長時間背負うのは少しつらいです。
まぁ普通にギターと小物類くらいであれば全然大丈夫なので、私の使い方(ノートパソコンとか1.8リットルの水筒を入れる過酷な使用環境)がおかしいと言われればそこまでなんですけど。
タオルを巻くとかして対処しようとしたけれど、すぐにズレてしまうので意味をなしませんでした。
近々、クッションパッドを付けてみる予定です。
2.ウルトラライトというほど軽くない(エレキ用はオススメできない)
「ウルトラライト」っていうほど軽くはないです。
2.8kgとしっかり重量があります。
もちろん、このケースの頑丈さを考慮すると十分すぎるほど軽いんですが、それでも
「ウルトラライトってことは羽が生えちゃうくらい軽いんでしょ~」
と思って背負うと、面食らうと思います。
アコギ用のケースを買ってめちゃくちゃ気に入ったんで、エレキ用も買ったんですが、エレキ用はオススメしません。
エレキは本体自体が重いので、かなりの重量になってしまうからです。
エレキはギター本体がそれなりの耐久性をもっているので、ソフトケースでも十分保護できると思います。
一応、私がエレキ用に使っているケースもご紹介します。
Ibanezというメーカーのケースです。
クッション性に優れていて、背負っていて気持ちいいのがポイント。
外にギターをガンガン連れて行くには最高の選択肢だと思う
微妙に不満な点はありますが、いずれにせよ、これまで私が使ってきたアコギ用ギターケースの中では最高傑作だと思っています。
外へアコギを持ち出すなら、ぜひ試してみてください。