左利きでギターを始めるなら左利き用(レフティ)を選ぶべき理由を解説する記事のアイキャッチです。

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最近、ネットでギターのことを調べてニヤニヤしていたら、こんな学説(?)を目にしました。

「左利きの人でも、ギターは右利きで練習した方がいい」

え、なんで?

「ギターの教則本とかは右利きを想定して説明しており、左利きで練習するには不利だから」

あー、なるほど。

って一瞬納得しかけたんですが、これ、けっこう深いテーマですよね。
僕はたまたま右利きだったから何の違和感もなく右利き用のギターを選んだけど、左利きの人って、たぶん「どっち利き用のギターを買えばいいんだ!?」っていう最初の段階でけっこう悩むんだろうなぁ・・・と。

そんな訳で今回は、左利き用ギターと右利き用ギターがこの世に存在している理由や、左利きの人はどちらのギターを使うべきなのか、といった内容を考察することにしました。
結論としては、左利きの方は左利き用のギター(レフティ)を使って練習した方が絶対に良いと思います。

思いがけず長文になってしまったので、まぁご興味のある部分から読んでみてください。

あと、左利きギタリストさん向けのコードダイアグラム(コードの押さえ方を図にしたやつ)もパワポで作ったので、よかったら使ってみてください。

▼左利きギタリストさん向けのコードダイアグラムまでジャンプする▼

この記事が、ギターを始めたいけど左利き用と右利き用のどちらを買うか迷っている・・・という初心者左利きギタリストのあなたにとって、お役に立てば幸いです。

左利き用ギターと右利き用ギターの違い

左利き用のギターと右利き用のギターって、いったい何が違うんでしょうね。
両者の違いをカンタンに見てみましょう。

【違い1】見た目

まずは、見た目に違いがあります。
ちょうど鏡映し的に、左右対称になってるんです。

あー、こらこら。そんなじゃれ合ってたらわかりにくいでしょうが。
ちゃんと整列しなさい。

はい、このように鏡映しになってるかのように、キレイに正反対になってますね。
これは、左利きと右利きとで、弦を押さえる手とピッキングする手が反対になるからです。

【違い2】名前

商品名も違います。
左利き用ギターは右利き用ギターを元に作られているため、モデル名に「Lefty」とか「Left Hand」「LH(Left Handの略)などと記載されているケースが多いです。



はい、これで左利き用ギターと右利き用ギターの違いがわかりました。

まぁ「わかりました」っていうほどややこしいもんではないんですけど・・・。

あれれ、そもそもなんで「左利き用」と「右利き用」のギターがあるんでしょうか。
たとえばピアノって、左利きの人も右利きの人も同じ鍵盤を使いますよね。
トランペットだってヴァイオリンだって、基本的には「左利き用」「右利き用」の区別はありません。

なんでギターは、わざわざ左利き用と右利き用を区別してるんでしょうか。
次は、その理由を考えてみましょう。

なぜ「右利き」の人は「右手」でなく「左手」で弦を押さえるのか

左利き用のギターと右利き用のギターが存在している理由って、何だと思いますか。
「左右の手で役割が違うから」?
うーん惜しい、良い線行ってるんですが、もうひと越え。

「左右の手で役割が違っていて、片方は利き手を使うのが圧倒的に有利だから」
そう!そのとおりです。

ギターって、片方の手で弦を押さえて、片方の手でピッキング(弦を鳴らすこと)しますよね。
このように明確に役割が異なっており、かつ、ピッキングする方の手には、利き手を使うのが有利なんです。

ここでちょっと疑問に思いませんか?
なぜギターって、利き手と反対の手で弦を押さえるようにできているんでしょう。
つまり「右利き」の人が「左手」で弦を押さえるのは、どうしてなんでしょう。

パッと見、複雑な指の動きをするのは弦を押さえる手なので、そちらを利き手でやった方がよいのでは?という気もしますよね。
利き手と逆の手で弦を押さえるのって、いったいなぜ・・・?

これについて、私は以下のように考えています。

  1. ギターは「ピッキングでニュアンスをコントロールする楽器」だから
  2. ギターは「ピッキングする側の腕でバランスを取る楽器」だから

    それぞれ詳しくご説明しますね。

    【理由1】ギターは「ピッキングでニュアンスをコントロールする楽器」だから

    楽器を弾く上で重要なのは「いかに感情を込めて演奏するか」。
    たとえばトランペットの場合、息づかいによって感情のダイナミクスを表現しますよね。

    トランペットにとっての「息」のように、ギターにとって、ニュアンスをコントロールするうえで非常に大きな役割を果たすのが「ピッキング」なんです。

    たとえば、日本のトップギタリストである布袋寅泰氏は、以下のように言っています。
    なお、彼は右利きなので、右手=ピッキングする方の手、左手=弦を押さえる方の手です。

    「左手も大事なんだけどギターっていうのは。それよりもやっぱ【右手】が大事なんですよね。
    同じドレミファソラシドでも、普通に弾くのとピッキングハーモニクスを入れて弾くのとでは違うし・・・」
    「いかに1ビート・1音にテンションをかけて自分のイメージを乗っけるかっていうのがすごく大事だと思うんだよね」

    そう、音にイメージを乗せる、つまり「音のニュアンスをコントロールする」のは、ピッキングする側の手の役割なんです。

    どのタイミングで音を鳴らすのか、どんなリズム感で演奏するのか・・・それらを決めるのも、ピッキングする側の手。
    もちろん弦を押さえる側の手も、ビブラートをかけるなど感情を表現するための重要な役割を持っていますが、最終的な音のニュアンス決定は、ピッキングする側の手に委ねられています。
    だから、ピッキングする側の手には、より自分の思い通りに動かせる利き手を使う方が有利なんです。

    【理由2】ギターは「ピッキングする側の腕でバランスを取る楽器」だから

    ギターの初心者さんにありがちなのが、ギターグラつきすぎ問題。
    ギターを構えてもなんだか安定しない・・・というやつです。

    この原因は、弦を押さえる側の指を意識するあまり、ピッキングする側の腕でしっかりとギターをホールドできていないこと。
    だから、コードを押さえ変える度にギターがグラつくし、ムダに力んじゃってスムーズに指を動かせなくなるんです。

    ギターは、ピッキングする側の腕(肘)と脇腹で固定して弾くようにできています。

    ピッキングする側の脇を締めて、肘・脇腹・胸の3点でギターを固定する。
    弦を押さえる方の手を離しても、ギターがグラつかない状態が理想です。

    何かモノを支えるときに、普段から無意識に使う腕・・・。
    たぶんあなたも、利き手を使いますよね。
    ギターも、利き手でしっかりと支えてあげましょう。



    という感じで、ギターに左利き・右利きがある理由と、利き手でピッキングする理由を考察してみました。

    だから、ネットでたまに見かける「最初はどっちの手でも弾けないんだから、左右どっちの手を使っても変わらない。よって、左利きだとしても、ギターは右利き用で始めるべきだ!」という主張には、ちょっと賛同しかねます。
    それで左利きの人が将来伸び悩んだら、どう責任とるの?って思っちゃったり。

    さて、ここまで一方的に私の主張を繰り広げてきましたので、視点を変えてみましょう。
    左利きの人も右利き用ギターで練習を始めるべきだ、と主張している方は、いったいどんな意見を述べているんでしょうか。
    続いては、左利きギター反対派の主張を聞いてみようと思います。

    左利き用ギター反対派の主張

    一般に、左利き用ギターを使うことのデメリットに挙げられるのは、以下3つです。

    1. 選択肢が少なく、値段が高い
    2. 左利き向けの教則本・レッスン動画がない
    3. ギターの貸し借りがしづらい

      それぞれ見てみましょう。

      【デメリット1】選択肢が少なく、値段が高い

      左利き用のギターはどうしても生産量が少なく、市場に出回る数が少ない。
      だから選択肢が少ないし、数が少ないために値段が高くなりがちだ。
      だから、種類が豊富な右利き用ギターで練習を始める方が良い。
      ・・・こういったロジックです。

      これはまぁ、マジおっしゃる通りなんです(敗北宣言)。

      ほとんどの人が右利き用のギターを使うので、相対的に、左利き用のギターの生産・流通量は少なくなります。
      数が少ないものほど値段が高くなりがちなのは、なんとなく感覚的にわかるかと思います。
      人気アーティストのライブチケットや人気ゲーム機なんかも、一緒ですよね。
      (もっとも、左利き用ギターを扱う転売ヤーはほとんどいないですけど)

      【デメリット2】左利き向けの教則本・レッスン動画がない

      教則本とかレッスン動画とかは、多くの人から買ってもらって(観てもらって)、より多くの売上を計上することを目的としてつくられています。
      これは悪いことでもなんでもなく、当たり前のことです。
      ボランティアじゃないですからねぇ。

      で、ギターを始める人の中には右利きの人が圧倒的に多いため、左利きでギターを始める方に向けた教則本やレッスン動画はあまり作られません。
      頑張って作っても、右利きの人向けのものほどたくさん売れないからです。

      そんな訳で、大体のWeb記事には「左利き向けの教則本がないので、今からギターを始めるなら右利き用のギターで練習しましょう」なんて書いてあります。
      まぁそうだろうねっていう。

      そこで私は思ったんですね~。
      じゃあ左利き向けの参考資料を、私が作っちゃえばいいんだと。

      という訳で、左利きのあなたのために、左利き用のコードダイアグラムをつくっちゃいました。
      コードダイアグラムっていうのは、ギターのコードを弾くときに、何弦のどこを押さえるのかを図にしたものです。
      こちらからダウンロードできますので、ぜひご活用ください。もちろんタダです。

      左利きギタリストさん向けのコードダイアグラムの例です。

      左利きギタリストさん向けコードダイアグラムを見る>>

      ウイルスが心配でPDFをダウンロードできないという方は、以下のページに同じ内容を載せていますので、ブックマークするなどして使ってみてください。
      ・・・っておいおい、ウイルスなんか仕込んでへんわ!!

      >>左利きギタリストさん向けコードダイアグラム

      もしお役に立つようなら、レッスン動画とかも作ろっかなとか思っちゃったり。

      【デメリット3】ギターの貸し借りがしづらい

      これもたまに言われます。
      「左利き用のギターを使っている人は少ないから、貸し借りもしづらい」って。

      まぁそう言われてみればそうなんですけど、そもそもギターって貸し借りするものじゃないですからねぇ。
      自分の相棒を自分だけで大事に弾ける、これってむしろ、メリットなんじゃないでしょうか。

      まぁ、ライブに飛び込み参加するのが難しいっていうのはデメリットかもしれません。
      でもそんな頻繁にあるわけじゃないし、別に気にすることじゃないと思うんです。



      はい、ここまで、左利き用ギター反対派の意見を挙げてみました。

      どれも私のバイアスがかかった出し方をしてるので、お時間があれば、ご自分でも調べてみてください。
      でも大体、同じようなことが書かれているんじゃないかな。

      さて、反対意見をある程度ご紹介したところで、左利き用ギター肯定派の意見もサクッと紹介しておきますね。

      左利き用ギター肯定派の主張

      左利きの方が左利き用ギターで練習を始めるのには、どんなメリットがあるのでしょうか。
      私は、以下のようなメリットがあると考えています。

      1. 理に適っていて後悔しにくい
      2. レッスン動画とかを見てマネしやすい
      3. なんかちょっと目立つ

        それぞれ具体的に見ていきましょう。

        【メリット1】理に適っていて後悔しにくい

        これは、前半でお伝えしたとおりですね。
        ギターは、ピッキングによってニュアンスをコントロールし、利き手でホールドして弾く楽器です。
        この楽器としての特徴を考えたとき、利き手で弦をピッキングできる構造のギターというのは、極めて自然で理に適っていると言えます。

        あとねぇ、ある程度上達してくると、絶対に伸び悩む時期がくるんです。
        「どうやっても、思い通りのニュアンスが出せない!」みたいな。
        そんなときに、「あぁそうか、俺は利き手じゃない右手で弾いてるから仕方ないんだ。もし左手で弾くように練習していれば・・・」みたいな邪念をもつのって、ダルくないですか。
        物事は、上達の過程で必ず「プラトー」と呼ばれる局面を迎えるようになっています。

        生長曲線の中に存在する「プラトー」の図です。
        そのときにヘンな言い訳をしなくて済むっていう点でも、利き手でギターを始めるっていうのはメリットなんです。
        だから、左利きの人は左利き用ギターを使うべき。

        【メリット2】レッスン動画とかを見てマネしやすい

        左利き向けの教則本やレッスン動画が少ない代わりに、実は左利きの人って、ギターのレッスン動画とか先生の演奏を見てマネしやすいんです。
        というのも、大抵のレッスン動画って、講師役の人と向かい合ってお手本の演奏を見る、っていうアングルになっていますよね。
        ギター教室とかでも、基本的には先生と向かい合わせで練習するはず。

        つまり、鏡映しのようになるので、どの弦を押さえるのかがパッと見でわかりやすいんです。
        これは案外見落としがちなメリットだと思います。

        【メリット3】なんかちょっと目立つ

        左利きのギタリストってけっこう珍しいので、なんかまぁ、目立てちゃいます。
        あと、左利きのギタリストには、なんか天才が多いっていうのもあります。

        たとえば私が敬愛する天才ギタリスト、ジミ・ヘンドリックス。
        彼は右利き用のギターをひっくり返して使っていたという天才っぷりですが、まぁいいでしょう。

        あとは、ニルバーナのカート・コバーン。
        彼は右利きなのに左利き用のギターを使っていたという変態っぷりですが、まぁいいでしょう。

        とにかく、左でギターを弾くギタリストには天才が多いんです(投げやり)。



        さて、ややロジックが崩壊しかけていた気がしなくもないですが、とりあえずここまで来ましたね。お疲れさまでした。

        では続いて、これからギターを始めるぞ!という左利きの初心者ギタリストさんにオススメのギターをご紹介します。
        アコギ・エレキ両方とも紹介しますね。

        オススメの左利き用ギター

        左利き用のギターを推奨しておきつつ、「数は少ないけど、自分で頑張って探してください!」ではあまりにも無責任で怒られちゃいそうですよねぇ。

        なので、左利き用のギターのうち、初心者さんにオススメできる!と思ったものをご紹介します。
        8本紹介するうち5本については(右利き用では)私も弾いたことがあり、オススメできるクオリティのギターです。
        もう3本も、メーカーの信頼度とかクチコミとかを見て「これなら間違いないだろう」と考えたものですのでご安心を。

        なお、いずれも通販で買えて、品質も安定していると考えられるものを選びました。
        「楽器屋さんに行くのってなんか緊張するんだよなぁ~」というシャイなあなたでも大丈夫。

        まずはアコギから紹介しますね。その次にエレキをご紹介します。

        それではいきましょう。

        アコースティックギター編

        まずはアコギを4本ご紹介します。
        うち2本は、右利き用モデルで弾いたことがあり、コストパフォーマンスが高いと感じたオススメのギターです。

        アコギって何なの?という方は、まずこちらの記事を読んでいただくのをオススメします。

        >>アコギ初心者の後悔しないギターの選び方と挫折しない練習方法

        アコギの基本的な知識や、上手な選び方、ギター本体以外に必要なアイテムなどをご紹介している記事です。
        けっこう長いので、飛ばし飛ばし読んでみてください。

        【Fender】CC-60S Concert LH

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        フェンダーのアコギって、ストラップピン(ギターを立って弾くときに使う肩紐的なやつ)の位置が独特なんですよね。
        エレキと同じような位置についてます。これが地味にカッコイイ。

        あと、ちょっと小ぶりなボディなので、立って弾いたときにちゃんと「ギターを持っている」っていう感じになります。
        ボディの大きなギターだと、なんとなく「ギターに持たれている」みたいな感じになるんですよね。それはそれで好きなんですけど。
        けっこうきらびやかな、高音がスッキリと出るギターっていう印象です。

        【Morris】M-350 LH

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        このギターは、弾いたことがありません。
        でもモーリスのギターって、どれも品質が安定していて安心なんです。

        このギターが初心者さんにオススメなのは、ギター本体の品質の高さはもちろん、ギターを始めるうえで必要なアイテムがぜ~んぶセットになってるから。
        これさえ手に入れてしまえば、あとは練習を始めるだけ、っていう恐ろしいコストパフォーマンスを発揮してくれます。
        なんならDVD付きの教則本も入ってます(ただし、教則本の説明は右利き向けなのでご注意を)。

        【Epiphone】Songmaker DR-100 LH

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        えー、このギターも弾いたことがありません。
        でもエピフォンのアコギって、つくりが丁寧で、けっこう大きめの音が出せるんです。
        弾き語りにオススメかも。

        このギターをオススメとしてあげた理由は、値段の安さ。
        スプルースとマホガニー(っていう木材の名前)を使って1万円台っていうのは、かなりお買い得だと思います。
        音の伸びがよくて、気持ちよく弾けるはずです。

        【YAMAHA】FG820L

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        これは弾いたことあります!(食い気味)
        質実剛健、って感じの見た目がいいですよね。
        あとやっぱ、スプルースとマホガニーを使って丁寧に作られてるっていうのもポイントです。
        温かみのある伸びやかな音が出ます。じゃら~~~~ん。
        品質が安定しているので、通販でも安心して買えるっていうのも大きいですね。

        ただ、ちょっとだけ値段が高めです。4万円台になっちゃう。
        それでも、これ1本でずっと楽しめちゃうっていう感じはあります。

        エレキギター編

        続いて、左利き用のエレキをご紹介しましょう。
        私はレスポールタイプのギターが大好きなんですが、左利き向けでオススメできそうなレスポールタイプとなると、10万円を軽く超えてしまいます。
        あと、初心者さんにとっては、レスポールタイプのギターって、ちょっとだけ扱いづらい気もしてます。ボディが重いし、ネックが太いし。
        なので今回は、ストラトキャスタータイプ3本と、テレキャスタータイプ1本の、計4本をご紹介しますね。

        【Fender】Player Stratocaster Left-Handed

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        はい、出ました王道のやつです。
        これぞエレキ、って感じの見た目をしてますね。
        トーンにクセがなく、ボディが軽いので扱いやすいです。
        はじめての1本にはオススメ。
        あと、このモデルのプロモーション動画がむっちゃかっこいいです。

        【Squier by Fender】Affinity Series™ Telecaster® Left-Handed


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        キースリチャーズ(ローリングストーンズ)のギターみたいな渋い見た目。
        カッコいいですよねぇ~。
        メーカー名のSquier(スクワイヤ)っていうのは、フェンダーのブランドのうちの1つで、比較的低価格帯のモデルを扱っているブランドです。

        このモデルは、ストラトキャスターと同じようにボディの裏側が身体にフィットするように削られていて、通常のテレキャスターより弾きやすく感じます。
        ジャギジャギっとした金属的なトーンでかき鳴らすと、もう天国まで飛んでっちゃうね~という気分になります。

        【Squier by Fender】Classic Vibe 60s Stratocaster®, Left-Hand

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        これは弾いたことがないんですが、品質が安定していそうなのでチョイスしました。
        フレット(指板の上についてる金属製の区切り線)の処理が丁寧になされていて、弾いていてストレスを感じなさそう。

        何より、この価格帯でフェンダーのロゴが入ったギターを持てるっていうのは、ミーハー的にはたまりませんねぇデュフフ
        伝統的なフェンダーの製作ノウハウを活かし、インドネシアの工場で作られているモデルです。

        【YAMAHA】PACIFICA112JLA


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        初心者向けギターとしてよくオススメされている、ヤマハのパシフィカ。
        安定してオススメできるので紹介したいんですが、Amazonでは売り切れになってました。
        さすが人気モデル・・・!
        ボディが軽く、フレット処理も丁寧なので、とても扱いやすいギターです。

        ただ個人的な好みですが、形が若干ダサいかな・・・?とか思っちゃったりしちゃったり(スミマセン)。
        なんというか、ちょっと角の部分が尖りすぎてて、ボディの部分がくびれすぎてるような気がするんです。
        まぁ完全に主観なので、この形がカッコイイ!と感じる方もいると思います。
        再入荷するまで待つか、楽器屋さんで探してみてください。

        一応、以下のやつは在庫ありだったんですが、右利き用の写真と左利き用の写真が混在していて、どっちなのかがよくわかりません・・・。


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        なので、もし買うとしたら、事前に問い合わせておいた方が安心だと思います。

        まとめ

        この記事では、これからギターを始める左利きの方は、左利き用のギターで練習した方がいいよ!というお話をしてきました。
        ある程度上達したとき、もう一歩先を目指したくなったとき、後悔する可能性を少しでもなくすために。

        でも「もう右利き用ギターで練習を始めちゃったよ!!!」という方も安心してください。
        左利きだけど右利き用のギターを使っている、というプロのギタリストもいるからです。
        たとえば、BUMP OF CHICKENのギタリスト・増川さんとかね。

        大切なのは、ギターを楽しむ気持ちと、上手くなりたいっていう気持ちだと思います。
        急にクサいこと言うなよってゲンナリしたかもしれませんが、ガチでそう思います。
        楽しむ気持ちと上手くなりたい気持ちさえあれば、他は関係ない。

        「左手と右手の真ん中にあるハートを通して弾くんだ」・・・これは、本記事内で引用した箇所に続けて発せられた、布袋寅泰氏の言葉。
        ぜひ、ハートで音を奏でるエモーショナルなギタリストを目指しましょう。
        私ももっと頑張ります。

        長い長い記事をここまで読んでいただき、ありがとうございました!
        「どっちの手でギターを始めたらいいんだ!?」とお悩みだったあなたの参考にしていただけたら幸いです。
        引き続き、一緒にギターを愛していきましょう~。