【手順あり】初心者向け作曲方法♫ギターで簡単!曲作りのやり方

 
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ようこそお越しくださいました。

ギター大好きサラリーマンの、四七廉太郎(よなれんたろー)と申します。

ギターが結構弾けるようになってきた!そうすると、だんだん「オリジナル曲作り」にも興味が出てきますよね。

でも何から始めればええんや…さっぱりわからへん!

何曲か作ってみたけど、どうもありきたりの曲になってまう…

歌詞を書いてみても、なんかダサい表現しか思いつかへん…

今日は、そんなお悩みをお持ちのかたに向けて、私がハマっている「語感先作詞作曲法」をご紹介したいと思います。

この手法を使うことで、垢抜けたオシャレな雰囲気のメロディー・広がりのある独創的な歌詞が溢れ出してきます。…と、私自身は感じています笑

きっと、作曲初心者のあなたのご参考になるかと思います。ぜひお試しください!

詩先?曲先?オススメは語感先!

ステップ1:コード進行を選ぼう!

歌詞を先に書いてから曲をつけることを「詩先」、メロディーを先に作ってから詩をつけることを「曲先」といいます。初心者にオススメなのは「曲先」。特に、心地いい響きをみつけてメロディーを作り、詩を当てはめていく「語感先」が簡単です。

まず最初にやるべきなのは「コード進行の選定」です。「コード進行」とは、コードを並べて作った伴奏のことだと考えてください。この伴奏を手がかりにメロディーを紡いでいきます。

既存の曲であっても、「アカペラで歌ってよ!」と言われると、何を手がかりに音程を取ればいいのか迷ってしまいますよね。ましてや、この世にまだ存在しない曲を作ろうとしているのですから、なおさら手がかりが必要です。コード進行を決めてしまうことで、「コード」「リズム」という手がかりができます。これにより、メロディーが飛び出す土台を整えることができます。

ただ、コードの数が多すぎると、展開に縛られて自由なメロディーが浮かびづらくなってしまいます。そこでオススメなのが、「ループ進行」と呼ばれるコード進行です。これは、ごく少数のコードを繰り返す進行のことで、R&Bやヒップホップなどでよく使われます。リズム・グルーブの心地よさを感じさせてくれるとともに、その名の通りループ(循環)するのが特徴で、メロディーが浮かんでくるまで延々と伴奏を続けることができます。今回は例として、「Em9→DM7」という2つのコードだけをループさせて曲を作ることにします。

まずは、コード進行を決めてメロディーの手がかりを作りましょう。2~4つのコードを繰り返すループ進行を使うのがオススメです。

ステップ2:コード進行に乗って、気の向くままに声を出す

コード進行が決まったら、それに乗せて思いつくままに歌ってみましょう。このときのコツは、「一発でメロディーを探そうとしないこと」です。リズムとコードに身を任せて、気の向くままに声を出してみてください。キラッと光るメロディーは前触れなく口から飛び出すものなので、逃してしまわないように常に録音しておいてください。スマホに付属の録音アプリで充分です。

「歌」というもの起源をたどると、旧石器時代にまで遡るそうです。まぁ細かいことはわかりませんが、「なんとなく心地よくなる遊び」として始まったものだと考えられます。ネアンデルタール人になったイメージで、とにかく気持ちのいい音の響きを探してみてください。こうすることで、「取ってつけた感」や「つぎはぎ感」のないメロディーが浮かんできやすくなります。

「なんとなくどっかで聞いたことありそうやな~」というメロディーになっても気にしなくて大丈夫。ループ進行から生まれたメロディーは、歌詞の語感を変えるだけで印象がガラッと変わるからです。あなた独自の語感を生かすために、メチャクチャでもいいのでいろんな響きの言葉を発してみましょう。「ららら」とか鼻歌は、どうしてものっぺらぼうでありきたりな印象のメロディーが生まれやすいので避けたほうが良いでしょう。

心を無にして、気持ちのいいメロディーが飛び出してくるまで繰り返してください。半分瞑想みたいなもんです。

ステップ3:気の向くままに発した語感を頼りに、歌詞をはめ込む

気持ちのいい語感・メロディーが1フレーズでも浮かんできたら、歌詞をつけてみましょう。このとき、録音したハチャメチャ語の母音を参考にして歌詞を考えてみてください。空耳(聞き間違い)をあてていくようなイメージです。

歌詞の母音をハチャメチャ語に合わせるのは、あなたが見つけた気持ちのいい語感を活かすためです。こうすると、歌詞とメロディーが心地よくリンクし、自然な仕上がりになります。また、語感優先で歌詞を書くことで、ストーリーに広がりが生まれやすくなることもメリットです。頭で意味・展開を考えて歌詞を書いてしまうと、どうしても凝り固まったフレーズ・垢抜けない表現が並んでしまいやすくなります。作詞をされたことがあるかたなら、きっとご経験があるかと思います笑

言葉の響きを優先して歌詞をあてていくことで、頭で考えたときには決して浮かんでこないような突拍子もないことばが登場します。これを繋げていくことで、奥行きのある垢抜けた歌詞になりやすいです。

語感を優先することで、メロディーだけでなく歌詞にも好影響が出るってめっちゃお得じゃないですか。

ステップ4:出来上がった曲の断片からイメージを膨らませる

こうして、曲の断片ができました。ここからは、コード進行に加えて「ご自身の作ったフレーズ」も作曲の手がかりとなります。先ほど完成したフレーズからイメージを膨らませて、続きのメロディーを探したり、歌詞を書いたりしていきましょう。

曲の断片から世界観が見え隠れするため、歌詞もメロディーも連想ゲームのように広げていくことができます。

すでに作ったフレーズに、さらに空耳を被せていくことも有効です。これを一般的には「韻を踏む」とか「押韻」と言います。押韻を意識することで、語尾のリズム・語感・メロディーが強調され、グルーブが生まれやすくなります。また、母音に制約が加わることで歌詞が書きやすくなるというメリットもあります。「なんでも好きな言葉を使っていいよ」と言われると、選択肢が多すぎて迷ってしまいます。ある程度の縛りがあることで、かえって言葉が思い浮かびやすく、ストーリーに広がりが出やすくなります

フレーズが複数並ぶことで、突拍子もない言葉たちが少しずつ意味をなしてきます。

語感重視で作ったフレーズは、あなたの想像力を加速させてくれる点火剤。感性を爆発させ、曲を完成させていきましょう。

ステップ5:出来上がったパーツを流し聞きして、さらに膨らませる

芸術は爆発だ!と一気に完成させようとすると、行き詰まってしまうことが少なくありません。無理やりメロディーをひねり出したり、こじつけの歌詞をあててしまったり…。

ここでオススメなのが、録音したフレーズを日常生活のなかで聴きながら、何日かかけて曲を完成させていくことです。

曲作りに集中していると、どうしても思考が凝り固まり、視野が狭くなってしまいやすいです。歌詞のストーリーにもメロディーにも広がりがなくなり、陳腐な印象になってしまいます。いったん曲作りから離れて、通勤通学や洗い物、入浴や掃除をしているときなど、生活の中で何気なく聞き流してみましょう。すると、「あ、このフレーズ、こんな風にも聞こえるなぁ~」など、新しい発見があるものです。本当の意味で空耳に近いものがありますね。

ここまでのステップで出来上がってきたフレーズを通勤電車の中や入浴中に聴きながら、徐々にパーツを集めていきます。それらをつなげると、こんな感じの曲が完成します。

気合いを入れて一気に完成させようとすると、自由な発想は生まれにくくなるものです。締め切りがあるわけではないのですから、ゆっくり気楽に、ちょっとずつ部品を集めていきましょう。

語感先作曲法のコツ

洋楽をたくさんインプットする

ここからは、語感先作曲法を活用するコツを、より音楽的な観点からご紹介します。1つ目は、洋楽をたくさん聴くことです。

これは、シンプルなループ進行の上でメロディーを遊ばせる感覚と、韻を踏むことでグルーブを生む感覚を養えるからです。

洋楽って、「どこがサビなん?」みたいな曲がたくさんありますよね笑

曲全体の雰囲気としてカッコいい、グルーブ感と語感の心地よさで聴かせる、みたいな。J-POPと比べていただくとよくわかるのですが、洋楽は使用するコード数が少ない傾向にあります。まぁジャンルにもよりますが…

洋楽のインプットは、語感先作曲法で骨太な曲を作るための感覚を磨いてくれます。

開放弦を使ったコードを平行移動させてみる

開放弦を混ぜたコードを平行移動させて並べてみると、謎のオシャレ感が出やすくなります。

切ない系・清涼感のある響きになりやすいです。ちょっと専門用語を出して音楽通ぶると、「クリシェの一種になっている」ともいえます。クリシェとは、同じコードを弾き続けるなかで、部分的に音を上下させていく技法のことです。

具体例を聴いていただくとわかりやすいかと思います。

△2フレットにカポをつけて、4弦3弦のみ押さえるコードを「4フレット・6フレット・8フレット」と平行移動させています。

△6弦3フレット・3弦2フレット・2弦3フレットのみ押さえるコードを、6弦基準で「3フレット・5フレット・7フレット」と平行移動させています。

開放弦を使ったコードの平行移動で、エモい響きを出しましょう。

まとめ

ここまで、作曲初心者のかたにオススメの、「語感先作詞作曲法」をご紹介してきました。

ポイントは

・ループ進行を使ってみる

・「曲作り」と気張らず、思いつくままに声を発してみる

・いつメロディーが浮かんできてもいいように、常に録音をしておく

・浮かんだフレーズの語感を尊重して歌詞をあてていく

・韻を踏んでみる

・フレーズの断片を、日常生活のなかで聞き流してみる

また、コツとしては

・洋楽を聴いてみる

・開放弦を使ったコードを平行移動させてみる

でした。

曲作りは感覚的なものですが、やっていくうちに「あ、なんかこの方法が俺には合ってるっぽいな~」というものが見つかります。私の場合は、今回ご紹介した「語感先作詞作曲法」がそれにあたります。

無理やりこじつけたりひねり出すのではなく、自然に心地いいメロディー・歌詞があふれだすしてくるこの作曲法、ぜひ一度お試しください。あなたの作曲活動のご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

引き続き、一緒にギターと作曲活動を楽しんでいきましょう!

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