【バンドも個人も】スタジオの使い方・注意点を解説

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ぼっちギター最高!と考えている私ですが、バンドでの演奏もまた楽しいものです。

バンドで練習するとなったら、音楽スタジオの利用は避けては通れません。
でも、スタジオでの練習なんて何か怖いな…どういうシステムなんかわからへんし、不安やわ…そうお思いのかたも多いのでは。

今回は、スタジオ利用に際して事前に知っておくと良い情報をお伝えします。

これを読んで、スタジオ利用の第一歩を踏み出していただければ嬉しいです。

初めはドキドキですが、慣れてしまえばよゆーです。
騒音を気にすることなく爆音で楽器が演奏できる気持ち良さは他には変えがたい魅力がありますよ!

それでは、いきましょう!

スタジオって何?

音楽をやっている人が言う「スタジオ」には、大きくわけて2種類あります。

1つは「レコーディングスタジオ」

もう1つが、今回ご紹介する「リハーサルスタジオ」です。

レコーディングスタジオ

レコーディングスタジオとは、その名の通りレコーディングをするためのスタジオ。
録音用の環境が整っていて、楽器ごとに別々の部屋に別れて録音したりします
これは、音の反響を抑えてよりクリアな音を収録するためです。

ボーカリストがヘッドホンをして、こんな感じの楕円形のマイクに向かって歌っている映像をご覧になったことがおありかと思います。
あれがレコーディングスタジオです。

いろんなパートの演奏を個別に収録し、音の調整をしながら音源に仕上げていくという場合に使用するスタジオなんですね。

リハーサルスタジオ

リハーサルスタジオとは、まぁリハーサルするためのスタジオっすね。
レコーディングスタジオとは異なり、バンドメンバーが1室に集まって演奏できるようになっています。
「リハーサル」とはいうものの、別にライブ等に向けてのリハーサルじゃなくても良いんですよ。
ただ楽しいから練習する、それでもOKなんです。

でかいアンプやドラムが置いてあって、メンバーと顔を見合わせながら、音量を気にせずに練習ができる、っていうのが特徴だと思ってください。

 

店舗によっては、レコーディングスタジオとリハーサルスタジオを兼ねているものもあります。
HPやSNS等に「練習」の文字があれば、そのスタジオはリハーサルスタジオだと考えていただいてOKかと思います。

「練習の内容を録音したいな…」という場合でも、基本的にレコーディングスタジオで充分です。
多くのレコーディングスタジオでは、簡単な録音用CDデッキみたいなやつがおいてあるので、それを使えば録音できます。

もちろん、スマホの録音アプリで録るのもOKです。

無料で使える基本的な設備

なるほど。スタジオには2種類あるんか。
そんで、練習ように使うのはリハーサルスタジオやと。ふむふむ。

となると次は、リハーサルスタジオの中が気になりますよね。
いったいどんな設備が置いてあるんでしょう。

スタジオ設備を知るための一番おすすめの方法は、スタジオHPの「設備一覧」とか「部屋情報」みたいな項目を覗いてみることです。

けど、めんどくさがり屋なあなたのために、とりあえず一般的な設備を列挙しておきます。
何となくのイメージを掴んでください。

  • ギターアンプ(ギターを繋ぐアンプ)
  • ベースアンプ(ベースを繋ぐアンプ)
  • ドラム(スティックは消耗品なので持参する必要あり)
  • マイク(受付で受け取る場合も多い)
  • スピーカー(マイクで拾った音を部屋全体に届けるためのもの。向きの調節ができるものが多い)
  • ミキサー(スピーカーから出る音のバランスを整えるための装置。つまみをいじって調節する)

あとは、先ほどの項で少し触れた、簡易な録音用CDデッキがあったりします。

キーボードが置いてある場合もあります。

マイクは、4・5本くらいまでであれば無料で貸してもらえると思います。
追加マイクにレンタル料がかかるお店もあるので、確認はしておきましょう。

 ミキサーについては、まぁぶっちゃけよくわからないと思います。
スタッフさんにセッティングをお願いするか、演奏しながらテキトーにいじくってみるのが良いでしょう。

アンプの使い方について

スタジオに置いてある大きなアンプ。ワクワクする一方、使い方がよくわからんのでちょっと不安ですよね。

とりあえず気にしておくべきなのは、つまみです。

つまみが全部0の状態になっていることを確認してから、ギターを繋いでください
アンプを壊さないためです。

その後、電源を入れましょう。

つまみにはだいたい「volume」「treble」「middle」「bass」みたいな種類があるかと思います。
順に、「全体の音量」「高音域」「中音域」「低音域」を表しています。

このうち、全体の音量を決定する「volume」は最後に調整するようにしましょう。
ちょろっと回しただけでもけっこう大きな音が出るようになりますから、チビチビ回します。

私の好きなセッティングは、「treble」→「7」「middle」→「5」「bass」→「10」です。
低音がずしっと響き、何となく上手くなった気分を味わうことができます笑

アンプを使い終わったら、つまみを全部0にしてから電源を落としましょう。

スタジオに入った時の状態に戻すと考えていれば良いですな。

アンプに限らず、初めて使う機材は使い方がわからないものですよね。それがふつーです。

ちょっとでも不安があれば、迷わずスタッフさんに質問しましょう
きっと優しく教えてくれますよ。

予約の方法

スタジオって、カラオケとは違い、基本的には予約制です。

HPを見ると、予約方法が書いてあると思います。たいていはネットか電話予約です。

予約の際に必要になる情報は以下のような項目です。

  • 利用開始日時
  • 利用時間(だいたい30分区切りか1時間区切り)
  • 利用人数および担当楽器
  • 使いたいマイクの本数
  • 当日連絡が取れる電話番行

スタジオに限らずですが、なんかこう、予約の電話って緊張するんですよねー。
とっさに訊かれると答えられない・・・なんてこともあり得ますので、上記の項目はメモっとくといいかもしれません。

あとは、「初めてで不安なんですけど…」と言っておけば丁寧に対応してくれるかもしれませんので、予防線も張っておきましょう。
予約時に、初めての利用であることを伝えておけば、スタッフさんもきちんと対応してくれますよ。きっとね。

あと、特に土日のスタジオはわりとすぐに予約が埋まってしまうものです。
バンド練習の場合、メンバーとスケジュールを合わせて予約日を決めることになりますが、予備日というか候補日も複数用意しておきましょうね。

料金の相場

スタジオ料金の目安は、

  • 平日夕方まで・・・1時間あたり約1500円
  • 平日夜・休日・・・1時間あたり約2000円

くらいかなと思います。大阪はそんなもんです。

だいたいのスタジオは1部屋1時間あたりいくら、という値段設定ですが、3名での練習と4名以上での練習で値段が異なることもあります。
また、後述する「個人練習」っていうシステムを使える場合もありますので、予約時に確認をしておきましょう。

個人練習

個人練習というのは、ぼっちには通常よりも安くスタジオを使わせてあげるよ!っていう神のようなシステムです。
1時間500円で使えたりします。500円って安いなぁおい!

お店によっては、2人までOKのところもあります。
なんなら「3人まで個人練習だよね」としてくれるスタジオも。

ここまでくると、もはやぼっちに優しいとは言えませんが・・・。
パリピであっても、例えばドラムは、家ではなかなか練習しずらいので、このシステムを使ってる人が多いみたいです。

まぁ控えめに言って最高のシステムなんですが、当然制限もあります。

それは、基本的に「当日もしくは前日からしか予約ができない!」という点です。

スタジオとしては、たとえば1ヶ月先まで部屋が全部個人練習で埋まってしまったら困りますよね。
クソ安い金額しか払わない個人練習のヤツのせいで、高いお金が取れるバンド練習を断らなくちゃいけなくなりますから。

あくまでも、当日になって予約が入っていない部屋を個人練習で使えるようにしとこっか、くらいのイメージなんですね。

キャンセル料

体調不良や急用などのために、どうしても予約をキャンセルしなきゃいけなくなることもあるかと思います。

キャンセルが決定次第すぐにスタジオに連絡するのは当然ですが、その際、多くの場合はキャンセル料が発生します。

利用日までの日数によって、キャンセル料は変わります。

 だいたい、当日のキャンセルは全額支払いが基本です。前日までのキャンセルで80%とか。
このへんは個々のスタジオによりますので、ご自身の利用するスタジオに問い合わせてみましょう。

マナーとかそのへん

スタジオ内での飲食は、基本的にダメです。
水分補給は、ペットボトルなど蓋の閉まる容器で行いましょう
紙コップとか缶はダメです。こぼすと機材がぶっ壊れますからね。
遊園地や野球場みたいに入り口前で没収されたりはしませんが、そこはマナーって感じで。

あと、終了時刻の10分から5分早めに練習を切り上げ、スムーズに次の利用客に空け渡せるようにしましょう

ギリギリまで練習してスタッフさんに手伝ってもらいながらバタバタと撤収するのは見苦しいものです。すみません。

まとめ

ここまで、スタジオって何?というところからはじまり、「リハーサルスタジオ」の使用方法についてみてきました。

簡単にまとめますと、

スタジオには「レコーディングスタジオ」と「リハーサルスタジオ」がある。
普段の練習で使うのは「リハーサルスタジオ」。

リハーサルスタジオでは、アンプやドラム、マイクやミキサーなどが無料で借りられることが多い。

アンプは、「ギター接続→つまみ0→電源ON→つまみ調整」の手順で使う。

予約時には、「利用開始日時、利用時間、人数、マイクの本数、連絡先」を把握しておく。

個人練習は、当日か前日からの予約だが、安く使える。ヘタすりゃ3人までいけることも。

予約後のキャンセルには、キャンセル料がかかる。キャンセルが決定次第早めの連絡を。

スタジオ内は飲食現金だが、水分補給のためにペットボトル必須。遅くとも終了時刻5〜10分前には片付け開始を。

って感じです。

スタジオは、だいたい3回目くらいから慣れてくると思います。

慣れるまでhあドキドキするしキョロキョロしてしまうんですが、わからないことはしっかりスタッフさんに聞いていけば何とかなります。

慣れてしまえば、ひとりでもガンガンスタジオに入りたくなりますよ。
やっぱ爆音で練習できるのは気持ちええですからね。

それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

引き続き、一緒にギターを愛していきましょう!