【ギター】半音下げチューニングって何?やり方とメリット・デメリット

 
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こんにちは。

ギター大好きサラリーマンの四七廉太郎(よなれんたろー)です。

ギターを始めてしばらくすると、どうやらチューニングにはいくつかの種類があるらしい…ということに気がつきますよね。

恐らくよく耳にするのが「半音下げチューニング」。なにそれ?

今回は、「半音下げチューニング」ってなんなのか、また、半音下げチューニングをするとどんな良いこと・困ることがあるのか…などをお話します。

この記事を読んで、あなたも半音下げチューニングの使い手になっちゃってください!

半音下げチューニングってなんや!

半音下げチューニングとは、通常のチューニングから全部の弦を半音ずつ下げたチューニングのことです。

通常のチューニングでは、6弦から順に「E、A、D、G、B、E」に音を合わせます。

▽チューニングの方法についてはこちらの記事もご参考になるかと思います。

チューニング記事のリンクを貼る

ここから半音下げるんですが、半音って何?

音の間隔には、「全音」と「半音」っていう2種類があります。

ピアノの鍵盤をみてみましょう。白い鍵盤と黒い鍵盤がありますね。

(ここにピアノの図をいれなあかんねんけどなぁ〜)

白い鍵盤と白い鍵との間隔が「全音」白い鍵盤と黒い鍵盤との間隔が「半音」です。実は、「ドレミファソラシド」ってぜんぶ等間隔で音が並んでいるかと思いきや、このように

図(ピアノの図を入れる)

ミとファ、シ とドの間はそれぞれ「半音」で、それ以外は「全音」の間隔で音が並んでいるんですね。つまり、ドレミファソラシドをそれぞれ半音ずつ低くすると、こうなります。

ということは、通常のチューニングを半音下げにすると、こうなりますね。

この音めがけて、各弦の音を合わせていきます。

半音下げチューニングの方法

通常のチューニング同様、チューナーを使うと簡単です。

ペグは、音を低くする方向、つまり弦を緩める方向に向かって回します。ペグというのは、弦を巻き取るためのネジみたいなやつのことです。

6弦・5弦・4弦は自分に近づく方向に、3弦・2弦・1弦は反対に自分から遠ざかる方向に回します。

このとき、いったん目標の音よりも低めにしてしまってから、少しずつ微調整して音を合わせていきましょう。例えば、6弦のチューニングの際にはE♭が目標の音なので、いったんDくらいまで音を低くしてから、徐々に音を高くしてE♭に合わせます。こうすることで、弦が緩みにくくなり、チューニングが狂いにくくなります。このあたりも、通常のチューニングと一緒ですね。

半音下げチューニングのメリット

なんでわざわざ半音下げチューニングなんてするんでしょう。半音下げチューニングのメリットは、大きく3つあります。

キーが変えられる

これが最もわかりやすいメリットです。

要は、全部の弦が半音ずつ低いチューニングになるので、いつも通りの押さえ方でコードを弾くと、普段よりも半音低い音が鳴るということです。当たり前ですけど…。

なんでそれがメリットやねん!といいますと、たとえば女性ボーカルの曲とかで「こんな高い声出ぇへんわ!」っていう曲があったとき、カラオケだと「キー変更」みたいなボタンで音の高さを調整できますよね。あれなんです。あれのギター版。押さえ方は普段通りのまま、半音低いキーに調整することができるんです。うん、メリットですね。

弦が押さえやすくなる

隠れメリットとして、弦が押さえやすくなります。

ギターの弦って、ギターの両端から引っ張られてる状態ですよね。半音下げチューニングをすることで、この引っ張る力を弱めることができます。すると、弦がフニャッとなって、比較的弱い力でも押さえられるようになるっていうことなんです。

これだけで、今まで押さえられなかったコードが押さえられるようになったりします。「F」コードに苦しんでいるかたも、一度試してみると良いかもしれません。鳴ってる音は「F」の半音下の「E」なんですけどね。「F」の指の形で音が綺麗に鳴った!という感覚を掴めるので、オススメです。

アコギだとキツかったチョーキングも楽々!試してみてください。

響きが渋くなる

まぁこの感じ方は人それぞれかもしれませんが、私は半音下げチューニングの音って渋いなぁ〜と感じます。

低音が柔らかく響くんですよね。なんなら1音下げチューニングも好きです。もっと渋い音が鳴ります。

半音下げチューニングのデメリット

もちろん、デメリットもあります。解決方法と一緒にみていきましょう。

ピッチが不安定になりがち

弦が通常よりも緩んでいる状態なので、弦を引っ張り続ける力が働きづらく、チューニングが狂いやすくなります。また、メリットの2つ目で「チョーキングがしやすくなる」とお伝えしましたが、それは裏返せば「ちょっとの力で弦がチョーキングされて音が高くなってしまう」ということ。力を入れて弦を押さえすぎると、微妙に音が高くなってしまい、「な〜んか音痴やなぁ〜?」となってしまいます。

対処法

チューニングの段階で、「低くしてから微調整」を徹底しましょう。また、こまめなチューニングのしなおしも大切です。ライブやレコーディングをする際には、1曲ごとにチューニングを確認した方が無難。無意識にチョーキングしてしまう点については、単音弾きの際には特に、通常よりも優しく弦を押さえる意識をもつことによって対処しましょう。

通常チューニングの曲が激ムズになる

まぁ、全部の弦が半音ずつ下がってますから、たとえば「C→G→D」というシンプルなコード進行を通常と同じ押さえ方で演奏すると、「B→G♭→D♭」という音が鳴ってしまいます。よって、「C→G→D」の音を鳴らすには、「C♯→G♯→D♯」を押さえないといけないんですね。これはムズイです。全部セーハ(バレーコード)ですから。

対処法

お家で練習されるときでしたら、まぁ通常チューニングに戻せば解決ですね。でも、ライブの時などはそうもいきません。通常チューニングに戻すのも時間がかかりますから、ステージ上でやってると焦ってチューニングがめちゃくちゃになったり、弦を切ったりしてしまう可能性があります。せっかく盛り上がった直後に無言でチューニングされると、お客さんも冷めちゃいますしね。

そこでオススメなのが、1フレットにカポをつけてしまう!という方法です。カポっていうのは、弦を押さえてくれるクリップみたいな道具です。

▽カポについて、詳しくはこちらをご参照ください

 

これを1フレットにつけると、1フレット全体を押さえてくれます。6〜1弦の1フレットを全部押さえて、半音高い音が鳴る状態を作ってくれるということです。

つまり…半音下げチューニングの半音高い状態を作ってくれるということは、通常チューニングと同じ音が鳴るんや!ということ。

通常チューニングで弾きたい曲は1フレットにカポをつけた状態で演奏して、半音下げチューニングで弾きたい曲はカポをサッと外して弾いてしまえば解決です。これは逆転の発想ですよね。カポの着脱は1秒くらいで済みますから、ステージの上でも安心です。

まとめ

ここまで、「半音下げチューニング」という怪し気なチューニングについて解説してきました。

簡単に振り返ります、

半音下げチューニングとは

全弦半音ずつ低い音に合わせたチューニング。

6弦から順に「E♭、A♭、D♭、G♭、B♭、E♭」の音位に合わせる。

メリットは

・キーが変えられる

・弦が押さえやすくなる

・音が渋くなる

デメリットと対処法は

・ピッチが狂いやすい→チューニング時の「低くしてから微調整」の徹底、優しい押弦

・通常チューニングの曲が激ムズになる→1フレットにカポをつけて通常チューニングに対応

でした。

何やら得体のしれない存在だった「半音下げチューニング」。その正体とメリット・デメリットがわかったあなたは、また1つギターに関する引き出しを増やすことができました。ぜひ効果的に使ってみてくださいね!

それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました!

引き続き、一緒にギターを愛していきましょう!

 

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