ギター弦交換のやり方15ステップ【切り方・取り方・張り方・巻き方】

 
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こんにちは。

ギター大好きサラリーマンの、四七廉太郎(よなれんたろー)と申します。

ギターの練習クッソ楽し〜〜い!でも、とうとう練習中に弦が切れてしまった!そんなとき、あなたには大きく分けて3つの選択肢があります。

A)切れていない弦だけで練習をし続ける

B)楽器屋さんに持って行って、弦を交換してもらう

C)自力で弦を交換する

A)だとやはり限界がありますね…。B)は、プロにお願いするので安心ですが、楽器屋さんに行くのも面倒だし、お金も支払わなければいけません。C)が理想的だけど…でも、弦の交換って難しそうだし…。

今回は、そんなあなたのためにこの記事を書きました。

弦交換を自分でできるようになると、時間とお金の節約だけでなく、ギターとの信頼関係構築にも繋がります。

本記事では、弦交換のやり方を、うっとうしいほど丁寧に解説していきます。ぜひウザがらずにお読みいただき、ご自身の手で、愛するギターの弦交換をしてあげられるようになってください!

基礎知識(各種名称・グッズのご紹介)

ペグ

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ギターのヘッドについている、弦を巻き取るためのネジみたいなパーツです。ここをつまんでねじっていくことによって、弦が巻き取られたり緩んだりします。

ニッパー

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張り替える前の古い弦や、張り替えた後の新しい弦の余った部分は、切断する必要があります。ただ、アコギやエレキの弦は基本的に鉄製なので、噛みちぎるのも難しいですし、通常のハサミをつかっても切れません。よって、工具のニッパーが必要です。

ワインダー

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ギタリストを筋肉痛から守ってくれる便利ツールです。ペグにスポっとはめて取手をぐるぐる回すことによって、簡単に弦を巻き取ることができることができます。

エンドピン

イラスト 

アコギのボディーにぶっ刺さっている小さい棒です。これで弦を押さえて固定します。

エンドボール

イラスト

弦の端っこ一方についている丸っこい部分です。アコギの場合は、ボディーにぶっ刺したエンドピンがここを押さえつけることで弦が固定されます。エレキの場合は、ボディに空いている穴にここを引っ掛けることで弦を固定します。

ポスト

イラスト

切手不要で使えます。エンドボールのついてない方の弦の端をこの穴に通してペグを回すと、弦が巻き取られていきます。

いざ実践!弦交換

さぁ、基本的な名称がわかったところで、ここからは具体的に弦交換の流れをみていきましょう。

動画

弦を緩める

まずは、古くなった弦を緩めていきましょう。緩めずに切ると、ギターにダメージが加わってしまいます。ここで、ペグを巻く方向にはご注意!逆に巻くと、弦が引っ張られる力がどんどん強くなっていき、ギターにガンガン負荷がかかってしまいます。

ちょっと遊ぶ

デロンデロンになった弦は、面白い音がなります。普段は味わえない音色が楽しめるので、ぜひ堪能を。サイケデリックな気分に浸ることができますよ。

ニッパーで弦を切る

15フレットあたりで切りましょう。少しねじるようにすると切れやすいです。

ピンを外す

ワインダーのお尻を使ってピンを抜きましょう。抜いた後、無くさないように注意してください。

ペグから抜く

くるくる巻き取る感じで抜きましょう。目を近づけすぎないように注意。意図せず弦が跳ねてくることがあります。

抜いた弦を丸める

怪我をしないために、また、廃棄しやすくするために、円を作って織り込んでいくように丸めていきます。ブレスレットも作れるみたいです。

6弦から1本ずつ。伸ばす。

新品の弦を出したら、まず指で引っ張って伸ばします。これは、ねじれたままで弦を張ってしまうことを防ぐためらしいですが、私はゲン担ぎくらいにしか思っていません。

弦のお尻を折る

弦のお尻についている玉を「エンドボール」と呼びます。ここがピンに引っかかって止まるわけですね。エンドボールから1cmほど上、弦がねじられて軸状になっている部分を折ります。

突っ込んでピンをさす

折り目が穴に少し入るくらいまで突っ込んで、上からピンを差します。差した後は、グッと強めに押し込んでください。「抜けなくなるかも…」とご心配いただかなくても大丈夫です。抜く時にはてこの原理を使いますので、どんなに力一杯押し込んでも問題ありません。

引っ張る

ピンが抜けずにしっかり弦を支えてくれるか確認します。緩いようなら、押し込みが足りなかったということです。もう一度仕切り直して、目一杯ピンを押し込みましょう。

ペグに通し、ペグ2本分の余裕を取って折る

ここからいよいよ、弦を巻いていく段階に移ります。巻き取るぶんの長さの目安は、ペグ2本ぶんです。余裕を持たせて、折り目をつけましょう。

折り目をポストに引っ掛けてペグを回す。(指でゆっくり)

1〜3弦と4〜6弦とで、回す方向に混乱するかたもおられます。いずれも、「自分から遠ざかる方向に回していく」と考えると覚えやすいです。この理由は、以下の図を見ると簡単に理解していただけるかと思います。

イラスト

まずは指で押さえながらゆっくりひと巻きしていきましょう。

1周目は弦の先端が下に巻き込まれるように調整

指でうまく誘導しながら、ポストに通した弦の先端を、巻き取る弦の下に巻き込んでいきます2周目からは弦の先端が巻き取り弦の上にくるように調整します。こうすることで、弦が挟み込まれて抜けにくくなります。引っ張られても弦がズレにくくなるので、チューニングも安定しますよ。

引っ張りながらペグを回す。ワインダーOK.

1周巻き取れたら、弦は固定されています。ここからはワインダーで一気に巻いても大丈夫です。

たるみがなくなってきたらストップ。先端側の余分な弦を切る

たるみがなくなってきたらストップして、ポストからハミ出した部分を切ります。最初からハミ出し部分を切らないのは、巻き取りが上手くいかなかったときにやり直しができるようにするためです。全ての弦の巻き取りが終わり、余分な弦のカットが済めば、弦交換は完成です!お疲れ様でした!

番外編

余分な弦がカットできたら、適当に弾いてみる

弦交換が完了したら、しばらくひっぱったり力任せに弾いたりしてみましょう。これにより、弦のたるみが取れてチューニングがしやすくなります。

1・2弦は難しい。何本かスペアを買っておくこと。

1・2弦は、最初の軌道に乗せるまでが非常に難しいです。「軌道に乗せるってどういうこと…?」わかりにくくてすみません。弦の先端が巻き取り弦の下に挟み込まれて固定されるまでが難しい、ということです。

1・2弦の張り替えが難しい理由は、1・2弦と3〜6弦との見た目の違いにヒントがあります。1・2弦はツルッとしているのに対し、3〜6弦はよ〜く見ると螺旋状にねじれていますね。巻き弦である3〜6弦と比べて摩擦係数が低く、滑りやすいからです。正直、私もよく失敗します。

巻き取る前に折り目をつけてしまっているので、失敗するとねじれて使い物にならなくなることが多いです。1・2弦は切れやすいということもありますので、予備を用意しておくことをオススメします。

まとめ

ここまで、めんどくさそうで難しそうな「ギターの弦交換」の方法を、めんどくさがられるほど丁寧にご説明してきました。

要約すると…うーん、特に大事なところに絞って要約すると…

・弦の巻き取りのためにハミ出させる長さは「ペグ2本分」

・最初の一巻き目は、はみ出し弦を巻き取り弦の下にくぐらせる!

・引っ張りながら巻き上げる!

・1・2弦はミスる可能性が高いので、スペアを用意しておく!

でした。

弦交換は、慣れてしまえばとっても簡単。正しい手順を見ながらじっくり実践することで、必ず自分で張り替えられるようになります。自力で弦交換できるようになることで、時間もお金も節約できるうえ、ギターのことをより深く理解することができますよ。日頃一緒に練習してくれているギターへの感謝の気持ちも込めて、愛情たっぷりに行ってあげましょう。

それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました。

引き続き、一緒にギターを愛していきましょう!

 

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