【アルペジオ奏法やり方・弾き方】指の使い方・記号・練習法を解説!

 
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ようこそお越しくださいました。

ギター大好きサラリーマンの、四七廉太郎(よなれんたろー)と申します。

コードも色々押さえられるようになってきた!ジャカジャカストロークも上手くなってきてる!でも、夜のバーで独り静かにウイスキーを飲みながら、しっとりとギターを爪弾いて大人の色気をアピールしたい…

この記事は、そんなわけのわからん妄想を抱くかたに向けて書きました。

アルペジオってよくきくけど、一体どんな弾き方なんやろ?アルペジオの練習をしてるんやけど、全然思うように指が動かへん!

そんなお悩みをお持ちのかたはぜひ、この記事をご参考に練習なさってください。あなたのギター表現の幅を一気に広げる魅惑のテクニックを、一緒に身につけていきましょう!

アルペジオとは

そもそも、「アルペジオ」とはいったい何なのでしょうか。以下の4本の動画のうち、1つだけアルペジオで弾いていないものがあります。いったいどれでしょう?

見た瞬間わかるやん!1つだけ明らかにエレキ使ってんねんから、③やろ!とお思いかもしれませんが、実は③の出だしのフレーズはアルペジオで弾いています。唯一アルペジオが使われていないのは、①なんです。

「アルペジオ」は、日本語では「分散和音」と訳されます。つまり、和音(コード)がバラバラに弾かれていますよ、という意味です。ピックで弾こうが指で弾こうが、アコギを弾こうがエレキを弾こうが、関係ないんですね。コードの中の音がバラバラに弾かれていれば、アルペジオということになります。ちなみに、①は「スラップ」という奏法が使われています。いつかこんな風に弾けるようになりたいですよね〜。

アルペジオの定義は上記の通りですが、一般的には「指弾きの分散和音」をアルペジオと表現することが多いです。そこで、今回は②や④のような指弾きアルペジオについて解説していきたいと思います。

どんなときに使う?

アルペジオは多くの場合、バラードなどのしっとりした曲の伴奏や、ソロギターで用いられます。「ソロギター」というのは、④のように「1本のギターでメロディーと伴奏を同時に弾く」というものです。

これは、アルペジオ特有の

「じわ〜っと広がる音の感じがしっとりした伴奏に合う」

「静かな印象を与えつつも間延びしにくい」

「複数の指を使うので、コードとメロディーの弾きわけが可能である」

という特徴によるものだと考えられます。

ジャカジャカ掻き鳴らすのは賑やかすぎる、じゃ〜〜〜ん…と長く伸ばすのもなんだか物足りない、低音弦と高音弦とでバラバラの動きをしながら弾きたい、そんな時に使う奏法ということですね。

アルペジオを身につければ、伴奏の幅も広がりますし、ギター1本でも楽しめるようになります。さっそく練習していきましょう!

アルペジオの基本

代表的なアルペジオの種類

アルペジオには、大きく分けて「3フィンガー」と「4フィンガー」の2種類があります。右手の親指・人差し指・中指を使うのが3フィンガー。薬指も使うのが4フィンガーです。ここでは、4フィンガーを取り上げます。

その理由は、私がまだ3フィンガーができないからです笑 まぁ、4フィンガーさえ身につけておけば、とりあえず困ることはありません

大は小を兼ねる。とりあえず4本指の4フィンガーから練習しましょう。

各指の使い方

アルペジオの弾き方が載った楽譜を見ると、「p,i,m,a」といったアルファベットが書かれていることがあります。

これは、そのアルファベットの添えられた音について、「右手の何指で弾くのか」を意味します。 

「p」は親指、「i」は人指し指、「m」は中指、「a」が薬指です。基本的には、「i」人差し指が3弦、「m」中指が2弦、「a」薬指が1弦を担当します。「p」親指は、ちょっと忙しいですが4〜6弦を担当します。なお、小指は「ch」で表しますが、あんまり登場しません。

この役割分担を守ることで、右手首の移動を最小限に抑えることができます。安定してアルペジオが弾けるようになるわけですね。 

弾く弦の順番

基本的に、アルペジオはコードの中で最も低い音(ルート音)から弾き始めます

これは、コードの特徴を決めるルート音から弾き始めることで、なんのコードを弾いているのかわかりやすくするためです。

たとえば、Am7とCをアルペジオで弾く時を考えてみましょう。もし仮に4弦から弾き始めたとしたら…どちらのコードを弾いているのかわかりません。ボーカルは少し戸惑ってしまいそうですね。

アルペジオでは、ルート音から弾き始めるのが基本だということを覚えておいてください。

アルペジオ練習のコツ

鏡を見ながらフォームチェック

ここからは、具体的な練習方法をご紹介します。もっとも重要なポイントは、鏡をみながら練習することです。

鏡に写った手を見ながら練習することのメリットは2つあります。1つは、自分のフォームを良い姿勢のままチェックできること。2つ目は、先生や動画などのお手本と同じアングルで自分の手を眺められることです。

手首が動きすぎていないか、指が正確にヒットしてるか、親指の角度がええ感じか…

上から覗き込むのではなく、鏡に写すか動画に映して、客観的にチェックしてください。

左手でミュートしてイライラ防止

左手でミュートをして、親指→人差し指→中指→薬指の順に弦を弾いていく練習をしましょう。

これは、音が鳴ると、違う弦を弾いたときにイライラするからです。狙っていない弦がボワ〜ンと鳴ると、イラつきますよね?これって私だけでしょうか。

余計なイライラをカットして、指の動かし方の練習に集中できる環境を整えてあげましょう。ある程度慣れてきたら、次に進みます。

1コード限定で音を鳴らしていく

右手の指の動かし方に慣れてきたら、左手でコードを押さえて練習しましょう。なるべく、ご自身の弾きなれたコード1つだけを使ってください。

これは、左手に意識を持って行かれないようにするためです。

難しいコードを使ったりコードチェンジをしたりすると、右手への意識が弱まってしまいます。また、上手く音がならなかった場合に、右手と左手のどちらに原因があるのかがわかりにくいという問題もあります。

使い慣れたコードを1つ選んで、右手に全神経を集中させて練習しましょう。

メトロノームに合わせて、コードチェンジ

コードを押さえた状態でのアルペジオにも慣れてきたら、コードチェンジにも挑戦してみましょう。このとき大事なのは、メトロノームに合わせて練習することです。

メトロノームに合わせてリズムを取りながら練習することで、指を思い通りのタイミングで動かせるようになります。

ソロギターでメロディーを奏でるときはもちろん、伴奏を弾くときにも、右手のタイミングはとても重要です。音を鳴らすタイミングが早すぎても遅すぎても、忙しない印象を聴き手に与えます。これでは、しっとりしたバラードの雰囲気が壊れてしまいますね。

メトロノームに合わせてゆっくり練習して、アルペジオの魅力を発揮できるようにしましょう。

やっぱりお気に入りの曲は最強

5つ目のポイントは、お気に入りの曲で練習することです。「アーティスト名 曲名 コード」などでネット検索すると、大抵の曲はコード譜が出てきます。すごい時代です。アルペジオのフレーズが特徴的な曲であれば、YouTube等で解説動画を検索するか、楽譜を買って練習するのも良いと思います。

やはり、基礎練習だけをひたすら繰り返すよりも、基礎練習で覚えた弾き方を自分の大好きな曲に当てはめて練習するほうが、圧倒的に練習を楽しめます。

私は、Mr.Childrenの「独り言」という曲でアルペジオを練習した覚えがあります。

アルペジオに限りませんが、好きな曲での練習が最強です。

(番外編)上手くいかないときの対処法

なかなか上手くならへん…!俺にはアルペジオなんか無理なんちゃうか?そんな絶望を感じたときにオススメなのは、思いっきりコードを掻き鳴らすことです。

アルペジオとは全く関係ありませんが、こんなときはストレス発散が最重要です。表現の幅を広げるためにアルペジオを練習し始めたのに、そのせいでギターを嫌いになっては元も子もありません。

じゃかじゃかじゃかじゃか、気持ち良い〜!

ストレス解消になるだけでなく、コードストロークは確実に上手くなっていることにも気づきます。ギターを始めた当初は「絶対無理!」と思っていた右手の動きも左手の形も、今のあなたにはできるんです。アルペジオも、たぶん弾けるようになりますよ。

ストレスを溜めないこと、自分の成長を認めること。これも、実は大切なことです。

まとめ

ここまで、アルペジオって一体なんや?ということから始まり、基本的な決まりごと、具体的な練習方法までご紹介してきました。

振り返りますと、

アルペジオとは

・コードの中の音をバラバラに弾く奏法

・しっとり系の伴奏やソロギターで大活躍

・親指が4〜6弦、人差し指が3弦、中指が2弦、薬指が1弦を担当

・コードの中で最も軸い音(ルート音)から弾いていく

練習方法のコツ

・鏡でフォームチェック

・左手でミュート→1コード限定→コードチェンジの順番

・メトロノームでタイミングを掴む

・好きな曲で練習する

心構え

・ストレスを溜めない!

でした。

アルペジオは、右手の繊細な動きが要求される非常に難易度の高いテクニックですが、あなたのギター演奏の幅をググッと広げてくれる強力な武器になります。ぜひ、ゆっくりのんびり練習しながら、アルペジオを味方につけてくださいね!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

引き続き、一緒にギターを愛していきましょう!

 

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