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今日もどうぞゆっくりしていってください。
初めてのギターって、どうやって選んだらいいんだろう・・・と悩んでる未来のギタリストさん。
そう、あなたのことです。
ギターにはいろんな種類があるから、どうやって選んだらいいのかわからないですよね。
ギターの選び方、とくに最初の一本の選び方は、非常に重要です。
そして、選び方にはコツがあります。
このコツがわかっていれば、失敗せずに済みます。
この記事では、ギターを始めたいけれど、どうやって買ったらいいのかわからない、という方のために、ギターの選び方を丁寧に解説していきます。
アコギもエレキも基本的な選び方一緒ですが、とりあえず今回はアコギ編です。
「オススメのギターを早く知りたい!」という方や「ギター本体以外に必要なアイテムも教えてほしい!」という方は、以下の記事をチェックしてみてください。
挫折しないための練習方法も含めた、全般的な知識をまとめています。
>>アコギ初心者の後悔しないギターの選び方と挫折しない練習方法
それではいきましょう!
【ステップ1】財布を持たず、カタログ狙いで楽器屋へ行く
ギターが欲しい!と思ったら、まずは楽器屋に行ってみましょう。
「いきなり買うのはハードル高すぎるよ!」と思ったかもしれませんが、大丈夫。
初日は、カタログを持って帰るだけでいいんです。
だいたいギターコーナーの入口あたりに、色んなメーカーのカタログが入っているパンフレットラックがあります。
ネットで情報を得られるこの時代に、なぜわざわざ楽器屋に出向いて、紙のパンフレットを取りに行くのでしょうか。
それには、ちゃんと理由があるんです。
メリット1:楽器屋の雰囲気がわかる
楽器屋に足を運ぶことで、楽器屋という「非日常空間」に慣れることができます。
楽器屋って、ちょっと怖いですよね。
店員さんがロン毛だったり、BGMがノリノリだったり、周りのお客さんも何となく浮世離れしてる感じがしますし。
そんななか、いきなりお金を使いに行くのはリスクが大きすぎます。
絶対に正常な判断はできません。
まずは一銭も使わずに退散するのが正解です。
ギターを眺めていると、ほぼ確実に店員さんから「何かお探しですか」と聞かれます。
当たり前のことですが、楽器屋初体験の場合、間違いなく萎縮してしまいます。
なので「カタログを発見し、持ち帰る」というミッションのみに集中して、無事に帰宅することを目標にしましょう。
メリット2:好みを可視化できる
複数のカタログを見比べることで、なんとなく自分の好みがわかってきます。
実際、私は中学・高校の頃、ギターのカタログを少なくとも20冊は集めていました。
暇さえあれば眺めていました。
そうしているうちに、なんとなく「自分はこういうギターが好きなんだな」と、好みのギターの傾向がわかってきたんです。
そうして、自分の好みをある程度固めたうえで楽器屋に行くと、楽器屋で大量のギターを前にしても、圧倒されずに済みます。
【ステップ2】財布を持って楽器屋へ
自分の好みがだいたいわかってきたら、実際にギターを買うために楽器屋に行きましょう。
初めて楽器屋に行くときよりも格段に「これだ!」というギターを見つけ出せる確率が上がっているはずです。
もしかしたら、「カタログで好みがわかったのなら、ネット通販でもいいのでは?」と感じたかもしれません。
しかし私は、最初の一本を通販で買うのは避けた方がよいと思っています。
色の感じ方、ツヤの出かた、持ったときの大きさ、自分との似合い具合・・・これらは、カタログの写真だけではわからないからです。
ちなみに、私が最初に買ったギターは、この9,800円の赤いアコギ。
島村楽器で買ったので「島村さん」という名前をつけています(安直)。
でも最初、赤いギターを買うなんて、全然考えていませんでした。
というよりもむしろ「赤とか青みたいに原色のギターってダサいなぁ」とすら思っていました。
ところが、楽器屋で島村さんを見た瞬間に、バチーンと来たんです。
赤味が渋くて可愛いくて、「連れて帰って!」と言われている気がしたようなしていないような。
セレンディピティを感じて購入したギターは、やはり大事にしますし、夢中になって弾きまくるもの。
15年近く経った今でも非常にいい音を出してくれるので、最初の1本をこの子にして大正解だったなぁと思うのです。
【ステップ3】気になったギターを持ってみる
せっかく楽器屋に来て、実物のギターが目の前にあるのですから、買う前に必ず触らせてもらいましょう。
ギター選びの際には「見た目」と同じくらい「持ったときのしっくり感」も大切だからです。
でも、そこまで神経質にならなくても大丈夫。
ぶっちゃけ最初は、どんな形・大きさであれ、ギター自体が異物ですからね。
あまりにも違和感が大きすぎないかを確認する程度だと考えておいてください。
【ステップ4】店員さんに弾いてもらう
見た目としっくり感をチェックしたら、店員さんに弾いてもらって、音を確かめましょう。
「このギターが気になるので、弾いてもらってもいいですか?」と控えめな感じでお願いすると、大抵の店員さんは喜んで弾いてくれます。
このとき聞かせてもらった音はあくまでも「参考程度」でOKです。
なぜなら・・・
- 周囲がうるさいので、正確な音を聴けるわけではない
- 同価格帯のギターであれば、音に大差はない
- ギター始めていない段階で、音の良し悪しなんかわからない
実際、同じギターでも弦を新品に張り替えるだけで一気に音が変わったりしますし、弾き込んであげればどんどん音は良くなっていきます。
【ステップ5】財布としっかり相談する
「これだ!」というギターが見つかったら、最後に大事なのが、財布としっかり相談することです。
「これ、ちょっと高いなぁ・・・」と思うギターを、店員さんのテンションに合わせてムリして買う必要はありません。
そういう買い物は、だいたい後悔してしまいます。
私は個人的に、学生さんならムリせず、3~5万円前後のものを買うべきだと思っています。
社会人であっても、5万円以上出す必要はないと思います。
もしかしたら3日で飽きてまうかもしれないのですから、出費はできるだけ抑えておくに越したことはありません。
ましギターにハマって練習を継続できれば、きっとうまくなっていきます。
上達するにつれて「こういう音のギターが欲しいなぁ~」と、欲求がわき上がってくることでしょう。
5万円以上のギターは、そのタイミングで検討すればいいのです。
まずは手の届きやすい価格帯のギターで、小さく始めていきましょう。
1年間みっちり弾き込んだ3万円のギターは、たまにしか弾かれてない20万円のギターよりも絶対に音がよくなるので、心配しなくて大丈夫です。
まとめ
本記事では、あなたにとっての記念すべきファーストギターを選ぶ方法を解説してきました。
簡単におさらいしましょう。
- まずは「楽器屋恐怖症の克服」「好みの可視化」のために、楽器屋でカタログをもらってくる
- 最重要は見た目!気に入ったやつを触らせてもらう
- 持ってみてしっくりくるかを確認しておく
- 音は参考として、店員さんに弾いてもらう
- 低価格帯のギターを選んで、ガンガン弾きこむのがオススメ
これさえ抑えておけば、ギター選びに失敗して後悔することはないはずです。
あなたが選んで購入したギターは、ずっと楽器屋であなたに連れて帰ってもらうことを待っていたギター。
しっかり可愛がってあげてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
引き続き一緒に、ギターを愛していきましょう!